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2014年1月15日

3階診療室

3階診療室

カウンセリングルーム1

カウンセリングルーム1

カウンセリングルーム2

カウンセリングルーム3

ブラッシングスペース

ブラッシングスペース

●おむつ交換台ブラッシングスペース

レントゲン室

レントゲン室

技工室










当グループでは、一緒に働いてくださる方を募集しています

 訪問歯科診療をスタート。事業拡大につきスタッフ募集。
募集職種 歯科衛生士(正社員・パート)
勤務地 浅賀歯科医院
〒343-0845 埼玉県越谷市南越谷1-1-57
雇用形態 正社員・パート
就業時間 月~土 9:00~18:00(休憩 1h)
■正社員:完全週休2日制
    ・日曜と、平日1日休み(当院指定、相談応じます)
    ・祝日がある場合は振替出勤
■パート:ご相談ください。
待遇 ■正社員
・加入保険:雇用・健康・厚生・労災
・交通費支給(1ヶ月電車定期上限)、制服貸与
・住宅手当有り(規定による)
・退職金制度あり(勤続3年以上)
・休暇:夏季、年末年始、GW
・賞与:年2回
■パート
・加入保険:雇用・健康・厚生(勤務時間による)、労災
・交通費支給、制服貸与
・休暇:夏季、年末年始、GW
給与 ■正社員
新卒採用:月額28万円~40万円
中途採用:経験年数・認定歯科衛生士資格・能力に応じて考慮
     ※前職給与保証(採用時書類提出あり)
■パート ご相談ください
必要な経験・免許 免許:歯科衛生士免許
経験不問 経験者優遇
ブランクのある方も安心してご応募下さい。
年齢 不問
その他 詳細についてはどうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
応募方法 担当: 総務 野村までお電話下さい Tel:048-985-1049

 浅賀歯科医院での歯科衛生士はたくさんの分野の経験ができます!

① 患者さんのサポート
一般診療での歯科衛生士業務の中では、日常診療の他、初診を担当します。歯科治療を不安に思う患者さんを安心させ今後の治療に対するサポートを行います。

② 様々な専門分野
各科を専従とする担当医師が曜日ごとに診療を行い、様々な分野を見ることができます。現在 歯周病、小児、補綴、矯正の各科を専従とする担当医師が在籍しています。

③ インプラント治療は歴史が長い医院
インプラント治療の歴史が長い施設です。たくさんのインプラント治療を受けている患者さんが来院されます。インプラントのメインテナンス、オペの介助などの経験が積めます。

④ インプラント専門歯科衛生士への道
当院では、(公社)日本口腔インプラント学会認定インプラント専門歯科衛生士が現在4名在籍し、プロフェッショナルを生かして活躍しています。学会に所属する歯科衛生士も多く、これからインプラント専門歯科衛生士を取得したい方の教育も行います。

⑤ 徹底した感染管理
ヨーロッパ基準Bクラスの滅菌器、洗浄器を採用し、徹底した感染管理のもと滅菌を行います。

⑥ 歯科衛生士だけのユニットがある
予防業務においては歯科衛生士のみが使用できるユニットが4台あり、患者さんを継続し担当してアポイントを入れることができます。より深いメインテナンスができます。

⑦ 訪問診療
高齢社会において訪問診療は必須となります。本院では訪問歯科での口腔ケア、フレイルの予防などの業務に携わることができます。

⑧ 学びを続ける自己研鑽
月一回の勉強会を行い、自己研鑽を行います。また外部の勉強会や学会参加も積極的に取り入れています。常に学びを止めず、向上していくことができます。

浅賀歯科医院理事長よりご挨拶 何が正しい歯科治療かを知ってほしい

院長あいさつ

安心・安全な歯科治療とはどういうものなのか。患者さまにとって、何が正しい歯科治療なのか。私はずっとその問題に取り組んできました。

たどりついたその答えは「人によって違う」でした。「とにかく治療費を安く上げたい」という人もいれば「できるだけ長い期間、健康な状態を保ちたい」という人もいる。ただ、来院される方は歯科医療のプロではありませんし、歯科治療に関する知識もありません。そういう方々に、何が正しい歯科治療なのかを広めていくことも、歯科医師の役目のひとつだと考えております。

むし歯になったとき、穴の開いた部分を確実に取り去って、神経を保護してしっかり冠を被せればむし歯は止まります。でもなるべく安く短時間で行おうとすると、患部が取りきれないということも起こります。すると、被せた冠の下でまたむし歯が進行し、治療が終わったはずなのに悪化するという事態となってしまいます。これでは歯科医師がむし歯を作り出しているようなものです。

むし歯の治療は削るしか対処法がありません。つまり、歯医者が触れば触るほど、歯は減っていってしまいます。そして痛みを軽減するために神経を取ってしまうと、歯は死んでしまいます。まるで枯れ木のようにそこに生えているけれど、最後には朽ちてブリッジや入れ歯にせざるを得なくなってしまうのです。

だからこそ、何が良い歯科治療かを患者さまが理解し見極めることが大切なのです。当院はそういうスタンスで治療をしています。そのために、カウセリングなどをしっかり行って、患者さまとの信頼関係を築いています。

医院の総合力で、次々と新しい治療に挑戦

院長あいさつ何が一番患者さまのためになる治療なのか。その答えを探して、私は30年以上前にインプラント治療を取り入れました。まだ世の中に知られてなかったインプラント治療について、患者さまが正しく理解をし、選択肢のひとつとして選ぶことができる。そんな時代を目指して頑張ってきました。

また、私は大病を患って治療のためのリハビリを受けたことがあります。そのとき、さまざまな病気と闘いながら、同時に歯のトラブルに苦しんでいる人がたくさんいることを知りました。歯の治療を望んでいるのは、健康な人ばかりではない。そんな方々の負担を少しでも減らしたいと、歯科訪問診療を始めました。

担当になった歯科医師の技術や知識レベルによって、治療の内容が変わってしまうことも私の不満のひとつでした。それを少しでも解消するため、そして歯科医師全体のレベルアップをはかるため、常にさまざまな意見交換ができるチーム医療を取り入れました。

一人ひとりの力は小さくとも、医院全体の総合力ならできることはどんどん多くなっていきます。スタッフ全員が力を合わせることで、どんな方であっても、どんなときでも、より良い歯科治療を受けていただける。私の目指す「正しい医療」が、当院をとおして一歩ずつ完成に近づいています。

理事長プロフィール

理事長あいさつ医療法人寛友会 浅賀歯科医院
理事長 歯学博士 浅賀 寛

〇経歴
1974年 日本大学歯学部卒業
     日本大学松戸歯学部口腔外科助手
1978年 浅賀歯科医院開設
1979年 インプラント診療スタート
1985年 歯学博士
1986年 日本大学松戸歯学部非常勤講師
1995年 日本口腔インプラント学会認定医
1999年 日本大学客員教授 松戸歯学部口腔インプラント科
2000年 日本口腔インプラント学会関東甲信越支部学術教育委員会委員

2003年 日本口腔インプラント学会評議委員
     日本口腔インプラント学会認定医・指導医試験委員会委員
2007年 日本口腔インプラント学会認定医・指導医認定委員会委員
2024年現在
     厚生労働省認定臨床研修指導医


院長あいさつ院長あいさつ
 

予防歯科・クリーニング

歯は、痛くなったときにはすでにトラブルを抱えています。痛くなってから治療するのではなく、痛くならないようにするのが予防歯科です。

健康な口腔内の状態を維持するため、むし歯や歯周病の検査、噛み合わせの調整、歯垢や歯石のクリーニング、ブラッシング指導などを行っています。

お口の健康を維持するには、毎日のセルフケアも大切です
予防歯科でメンテナンスやクリーニングを行っているだけでは、口腔内の健康は保てません。何よりも大切なのは、歯磨きなどの毎日のセルフケア。口腔内の健康が維持できるかどうかは、患者さま次第です。正しいブラッシング法を覚えてこまめにお手入れすることで、健康な状態を保ちましょう。

【インプラントドック】インプラントにもメンテナンスが必要

インプラントドックインプラントで歯を入れたら、もう大丈夫と安心していませんか?

インプラントの人工歯は、本来の歯よりも根の部分が細くなっているため、歯垢などの汚れが溜まりやすくなっています。それを放置しておくと歯周病となり、最悪の場合は骨が崩れてインプラントが無駄になってしまうことも。

当院では半年ごとのインプラントドックを行い、常に口腔内のクリーニング、チェックをしています。

当院の予防メニュー

当院では、日常のセルフケア指導や専用機器を使ったPMTCやPTCなど、さまざまな治療法をそろえて、むし歯や歯周病の予防に努めています。

PMTC予防メニュー
PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)とは、専用の機器やフッ素入りの研磨ジェルを使って行う歯のクリーニングのこと。「歯のエステ」と言われることもあります。

日頃の歯磨きではなかなかとれない歯垢や歯石を、専用機器で除去。歯の着色が気になる方、口臭が気になる方、歯周病が心配な方におすすめです。


保険で受診できる「SPT」予防メニュー
SPT(Supportive Periodontal Therapy)は、歯科医院で定期的に歯垢や歯石の除去などのクリーニングを行うこと。歯周病の治療後に行うSPTは保険内治療が認められています。

歯周病の進行状況によって、保険内でできるかどうかが決まりますので、詳しくはお問い合わせください。

小児歯科

初めての歯医者さんの印象は、一生を左右するほどの大問題。コミュニケーションをしっかりとって、納得して治療を受けることが大切です。

小児歯科

●もし、生まれて初めて訪れた歯医者さんが、何の説明もなくガリガリと歯を削るだけの怖い先生だったら?

そのお子さまは「歯医者は怖くて痛いもの」という苦手な印象を、ずっと抱き続けてしまいます。歯科治療に苦手意識があると、痛くてもつい我慢してしまいがち。初期治療で済むはずが、重症になってしまうこともあり得ます。

お子さまに安心して治療を受けてもらうために
歯科治療が苦手というお子さまは、場の雰囲気や匂い、治療時の音を聞いただけでも拒否反応を起こしてしまいがちです。まずは歯科医院の雰囲気に慣れてもらうことからはじめましょう。じっくりと時間をかけたコミュニケーションで緊張を解きほぐし、場合によっては保護者の方に治療室内に入っていただき、お子さまが安心して治療を受けられる環境を作っていきます。

時間をかけてもきっちりと治療する
お子さまが泣いても、途中で治療を投げ出すようなことはありません。ときには優しく、ときには厳しく治療に当たり、お子さま自身にも歯科治療の大切さ、健康な歯の素晴らしさをわかってもらうこと。それが一番大切だと当院では考えています。

お子さまの予防治療について

「むし歯になったから歯医者に行く」ではなく「むし歯にならないように歯医者に行く」。健康な歯の状態を保つためには、毎日のセルフケアが欠かせません。自分でケアできるように、お子さまには正しい歯磨きのしかたを指導しています。

小児歯科乳歯は、永久歯に比べて歯の表面のエナメル質が薄いので、気をつけていなければすぐにむし歯になってしまいます。むし歯の予防に一番重要なのは、歯の隙間に溜まった汚れをとるクリーニング。定期的に検診を受けて、歯がきちんと磨けているのかのチェックとクリーニングを行いましょう。定期的に行うことで、お子さまの歯に対する関心も深まります。

生え替わり時期のむし歯に注意
乳歯がむし歯になっていると、永久歯がうまく育たなかったり、正しい位置に生えてこなかったりすることがあります。お子さまにとっては、一生の歯列を作る大事な時期。乳歯が永久歯に生え替わる時期は、特にトラブルがなくてもこまめに検診を受けるようにしましょう。

お子様の歯並び
子どもの頃に噛み合わせや歯並びが悪いと、むし歯や歯周病、顎関節症などになるリスクが高まります。当院では矯正の担当医による無料相談も承っております。

小児矯正についてはこちら

審美歯科治療

審美歯科治療とは、歯並びや歯の白さなど見た目の美しさを目的にした治療のことです。

審美歯科

人間の顔の印象は、歯の色や歯並びでかなり変わるもの。美しさを求める女性だけでなく、就職面接を控えた方など、美しい歯を求める人の数は年々増えてきています。併設している歯科技工室と連携をとって、早く、美しい歯を手に入れられるようなシステムを作っています。

当院の主な審美歯科治療メニュー

ジルコニアセラミック審美歯科治療
通常、歯の被せ物は金属やオールセラミックで作りますが、近年の審美治療ではジルコニアセラミックが主流となってきました。※ジルコニアセラミック治療は健康保険適用外の自由診療となります。
ジルコニアセラミックは金属と同じくらい強度があって、さらに見た目も本来の歯に近い美しさという、2つの大きな魅力を備えています。人体への安全性も高く、人工関節の材料などでも使われています。

<ジルコニアセラミックのメリット>
・色が歯に似ているので見た目が良い
・マスキング効果に優れているため、土台の金属が透けて見えない
・金属と同じくらい丈夫なので、ほとんどの部位に使える
・表面がなめらかなので、汚れが付きにくい
・金属アレルギーの心配がない

<ジルコニアセラミックのリスク・副作用>
・金属のみのものより、歯を削る量が若干多くなる場合があります。
・歯の状況によっては、治療前に根管治療が必要になる場合があります。
・状況により、ごく稀に破折する場合があります。

<ジルコニアセラミックの費用>
クラウン:143,000円(税込)

保証期間

当院の自由診療には保証期間を設けています。自由診療を行ったあと、定期的なメンテナンスを受けていたのにトラブルが起こってしまった場合は、保証期間内であればアフターフォローが受けられます。
歯科医師、歯科衛生士が定期的な検診でメンテナンスを行い、2~10年(自由診療の内容により異なる)の保証をさせていただきます。

入れ歯治療

歯科医師と院内の技工士が連携をとり、ご満足いただける高度な入れ歯治療を提供しています。

入れ歯治療

入れ歯が合わないと違和感が生じ、ストレスの原因にもなります。言葉がうまく発音できない、食事が美味しく食べられないなど日常生活にも支障をきたします。当院には、入れ歯や被せ物を扱う日本補綴歯学会から認定された指導医が在籍。入れ歯のストレスをできる限り軽減する治療を行っています。

当院の入れ歯メニュー

※金属床義歯、ノンクラスプデンチャー等の入れ歯(義歯)は、自費診療となり健康保険対象外です。

金属床入れ歯治療
入れ歯の中でも歯肉の色になっている部分は、通常プラスチックで作られています。金属床は、そのプラスチックのうち、上あごや舌に触れる部分をチタンなどの金属製にしたもの。プラスチックよりも丈夫で、薄いため違和感が少なくなります。

<金属床のメリット>
・丈夫なため壊れにくい
・プラスチックよりも薄く、違和感が少ない
・金属製なので、食べ物の温度が伝わりやすい

<金属床のリスク・副作用>
・金属を使用する義歯では金属アレルギーを起こす場合があります。
・口腔内の状況が変化した場合、調整や修理が必要になる場合があります。
・定期的なメンテナンスが必要になります。

<金額>
・総義歯:440,000円(税込)
・局部義歯:440,000円(税込)

ノンクラスプデンチャー入れ歯治療
金属を使っていない入れ歯で、柔らかい素材でできています。柔らかいので付けていても違和感が少なく、素材の色自体が歯ぐきと同じピンク色なので目立ちにくいです。ただ、すべての入れ歯がノンクラスプデンプチャーで作れるわけではありません。

<ノンクラスプデンチャーのメリット>
・柔らかいので、装着時の違和感が少ない
・金属を使わないので見た目にも目立たない

<ノンクラスプデンチャーのリスク・副作用>
・口腔内の状況により、残存歯を削るもしくは抜く必要がある場合があります。
・使用開始から慣れるまでは口腔内に違和感を感じることがあります。
・口腔内の状況が変化した場合、調整や修理が必要になる場合があります。
・定期的なメンテナンスが必要になります。

<金額>
片側:88,000円(税込)
両側:176,000円(税込)

歯周病

成人の8割がかかっていると言われる歯周病。早めに発見して初期のうちに治療することが大切です。

歯周病治療

●歯を磨いているときに、歯ぐきから血が出たことはありませんか?

これが初期の歯周病のサインです。歯周病が進行すると歯肉が後退して歯と歯の間に隙間ができたり、歯根を支える骨が壊れて歯が抜けてしまったりという恐れがあります。しかし、初期のうちにしっかりと治療すれば、歯周病の進行を最少に抑えることができます。

当院担当医によるレベルの高い治療
当院には日本歯周病学会から認定を受けた歯科医師が在籍。たとえ初期の歯周病であっても、高度な知識と技術に裏打ちされた治療を行い、確実に治すことを目標としています。

重度の歯周病には外科的に対応

歯周病歯周病治療の基本は、原因となっている歯垢や歯石の除去。しかし歯周病が進行してしまうと、歯肉の切除、歯周組織の再生といった外科的治療が必要となります。当院では、そのような高度な技術にも対応しています。

歯肉切除
歯肉が腫れあがっている場合、歯周病が悪化しないようにこの不要な部分の歯肉を麻酔下で切除し、安定のため縫合します。比較的簡単な手術で、短時間に行うことができます。

歯周ポケット掻爬(そうは)術
歯肉に麻酔をし、歯周ポケットの中の歯垢や歯石を除去する手術です。歯周ポケットの深さが3~5mm程度の比較的軽症の場合に行います。

フラップ法(Fop)
歯肉に麻酔をし、切開して歯槽骨から剥離し、露出した歯根の歯垢や歯石の除去、歯槽骨の清掃、およびダメージを受けた歯肉などの組織を除去して歯肉を元の状態に戻します。

【エムドゲイン®】壊れた組織を再生させる治療

エムドゲイン以前は、歯周病で破壊されてしまった組織を再生させることは非常に困難でした。今ではエムドゲインというたんぱく質を基にした組織再生誘導材ができたため、歯を支える骨を再生させることも可能になりました。歯周病による歯のぐらつきの改善が期待できます。
手術時間は1時間前後となり、治療期間は3週間~6週間となります。
※エムドゲインは、自由診療となり健康保険対象外です。

<費用>
110,000円(税込)

<エムドゲイン(再生治療)のリスク・副作用>
・歯周再生療法で起こり得る合併症
 一過性の炎症・疼痛・腫脹・知覚過敏・組織治癒遅延・術部顔面部の内出血あるいは唇、舌、頬部などの感覚麻痺
・喫煙・全身疾患の影響により、歯周組織の創傷治癒が遅延することや歯槽骨の再生量が減少する可能性が高くなることがあります。また、再生量には個人差があります
・手術中に症状が予想より進行しており歯牙の保存が難しいと判断された場合は、歯周再生手術を断念する可能性があります。
・歯周再生手術が必ずしも100%成功するのもではなく、その場合は追加的な治療が必要なことがあります。

歯周病の進行と治療法

軽度歯周病歯周病の進行と治療法
歯と歯肉の間についた歯垢・歯石に細菌が繁殖して、歯肉に炎症が起き、歯が腫れたり出血している状態です。まだ痛みなどの自覚症状はほとんどありません。
この段階ならば、1~2回の専門的なクリーニングを受けることと効果的なブラッシングを行うことで治癒します。

中等度歯周病歯周病の進行と治療法
出血・口臭がひどくなり、歯石も目立つ状態です。歯周ポケットも深くなり、少しずつ骨が減っていき、歯がガタガタしはじめます。
この段階では、丁寧な歯垢の除去、痛みのある場合は麻酔をしてスケーリングなどの施術が必要になります。歯周病の進行度によっては外科的治療が必要です。

重度歯周病歯周病の進行と治療法
歯周病がさらに悪化し、歯肉が化膿して赤く腫れあがります。歯を支える骨もかなり減ってしまった状態のため、歯のぐらつきもかなり大きくなります。
こうなると外科的治療が必要になります。歯周病の進行度によっては、抜歯となるケースもあります。

小児矯正から成人矯正まで、最適な矯正治療を提案します

矯正治療は見た目を美しくするだけでなく、日常生活の質も向上させることができます。

矯正治療

矯正治療の目的は、見た目の歯並びを美しくするだけではありません。歯並びが悪いと噛み合わせが悪くなるので、固いものが食べづらいなど、きちんとよく噛んで食事をすることが困難だったり、美味しく食事ができなかったりします。

また、歯の隙間から息が漏れるので、発音や滑舌が悪くなるといった問題が起こってきます。そういった問題を解決するのも矯正治療の目的のひとつです。

矯正治療をしなかったら
歯並びが悪いと歯磨きがしづらいので、歯垢や歯石がつきやすく、むし歯や歯周病になる危険が増えてしまいます。また、食べ物をよく噛まずに飲み込むクセがつきやすいので、満腹感を得るまでつい食べ過ぎてしまい、結果的に肥満になってしまうこともあります。

患者さまのご希望に合った矯正治療
矯正治療にはさまざまな方法があります。できるだけ早く治したい、矯正をしていることがわからないようにしたいなど、患者さまのご希望やライフスタイルにあった矯正治療を、矯正担当医が提案します。お気軽にお問い合わせください。

当院の主な矯正メニュー

当院では患者さまのご要望に合わせて、矯正担当医がさまざまな矯正法をご提案しています。しかし、どのような矯正の方法でも人工的な装置を口の中に取り付けて歯に負担をかけることになるので、むし歯や歯周病にかかりやすいという欠点があります。そのため、矯正治療中は患者様ご自身の歯ブラシによるセルフケアだけでなく、歯科衛生士によるプロフェッショナルケアも必要となります。

表側矯正矯正治療
当院の表側装置は、見た目に配慮したセラミックブラケットを使用しております。痛みや治療期間に配慮した低摩擦のセルフライゲーションタイプです。
ワイヤーも見た目を配慮したロジウムコーティングのホワイトワイヤーを使用しております。

裏側矯正矯正治療
当院では、「目立たない」ではなく、「見えない」を求める患者様のためにリンガル矯正(裏側装置)もご用意しております。表側同様、痛みや治療期間に配慮した低摩擦のセルフライゲーションタイプです。
違和感や発音に慣れが必要ですが、見た目を重視する患者様には最もおすすめの治療法です。

歯科矯正用アンカースクリュー矯正治療
生体親和性の高いチタン合金製のアンカースクリュー(ミニインプラント)を歯茎から顎の骨に埋め込み、歯の移動の固定源とする治療法です。
従来の治療法では予測実現性の低い歯の移動も可能となる場合があります。

マウスピース型カスタムメイド矯正装置
(インビザライン®薬機法対象外)
矯正治療
透明なマウスピースを使って矯正する方法です。マウスピースは取り外しが自由なので、「食事時に外せば違和感なく食べられる」「透明なので付けていても目立たない」といった利点があります。

当院が使用するマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン®)は、日本国内の医薬品医療機器法(薬機法)における医療機器および歯科技工士法上の矯正装置に該当しません。薬機法の認証、承認を得ていない装置であるため、担当矯正医の全責任において治療が行われます。また、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

●入手経路
インビザラインは米国アラインテクノロジー社の製品であり、当院はそのグループ会社であるアラインテクノロジージャパン株式会社を介してインビザラインを入手しております。

●諸外国における安全性等に係る情報
インビザラインは1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けております。
 

小児矯正

成長期のお子さまの場合、歯並びが悪いとあごの成長まで遅くなってしまうという大きな問題があります。小児矯正は、永久歯に生え替わる時期からできます。なるべく早く治療を始めて、お子様が健康に成長できるように心がけたいものです。

矯正治療子どもの頃に噛み合わせや歯並びが悪いと、むし歯や歯周病、顎関節症などになるリスクが高まります。また、心理的な影響を受けることも考えられます。歯並びが良くなると、今まで笑わなかったお子さまがよく笑うようになったというケースもあります。

歯並びが悪くなると...
●歯磨きがしづらいので、むし歯になりやすい
●よく噛めないので、あごの成長が遅れてしまう
●よく噛めないので、肥満になりやすい
●あごに負担がかかるため、顎関節症になりやすい
●息が漏れやすいので、滑舌や発音が悪くなる
●コンプレックスを感じて、何事にも積極的になれない

※当院では矯正担当医による相談を行っています。お気軽にご相談ください。

矯正治療に使われる技術をご紹介

セファロ分析矯正治療
セファログラムと呼ばれる頭部エックス線規格写真を撮影し、治療計画を立案します。
当院では、矯正診断用ソフトウェアを用いてセファロデータを詳細に分析し、治療後の口元の変化のシュミレーション等も作成し、患者様に最適な治療計画を提案いたします。


半調節性咬合器矯正治療
咬合器とは、模型上で患者様の顎の運動や咬み合わせの様々な位置を再現する事ができる器械です。
当院ではパナデントの半調節性咬合器を用いて、患者様の見た目だけではなく、咬み合せの機能面も考慮した治療計画の立案を心がけております。

通院が難しい患者さまには、訪問して治療を行います。

ご病気の方、お体の不自由な方、来院が難しいご高齢の方など、どんな方でも満足のいく歯科治療が受けられるよう、訪問治療を行っています。

訪問歯科

昔の訪問治療は十分な治療ができませんでしたが、今は専用のポータブルユニットが開発されています。訪問治療のときに必ず持参していますので、むし歯治療、入れ歯の製作や調整、口腔ケア、歯周病ケアなど、当院で行っているほとんどの治療が可能です。もちろんエックス線撮影も可能です。

ご病気の方、お体の不自由な方、来院が難しいご高齢の方など、治療を受けたくても来院が難しい方の中には、歯が痛むけれど我慢している、という人も少なくありません。また、歯科訪問診療というサービスを知らなかったという方もいらっしゃいます。

そういう方をひとりでも少なくして、地域の口腔衛生の向上に貢献したいという想いで訪問治療を行っています。

訪問治療は保険内治療訪問歯科
訪問治療を頼むと、治療費が高くなるのではないかと心配される方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。訪問治療はすべて医療保険と介護保険で行えます(交通費はいただきません)。また、ご希望があれば金属入れ歯などの自由治療もできます。

コミュニケーションを重視
訪問治療の患者さまの中には、コミュニケーションが難しい方もいらっしゃいます。それでも、じっくりとお話を聞き、説明を行い、納得のいく治療を受けていただくという基本方針に変わりはありません。コミュニケーションを大切にし、患者さま一人ひとりのペースに合わせて、治療を行っていきます。

依頼者さま宅に診察ファイルを設置
治療の対象がお口の中で見えにくいため、どんな治療をしたのかがご家族さまやケアマネージャーさまにわかりにくいこともあります。患者さまの治療についての情報を、関係者のみなさまが共有できるよう、当日の治療内容や治療後の注意点、次回訪問日などを文章として用紙に記入し、依頼者さま宅に設置しています。

当院の訪問歯科が喜ばれる理由

ご家族からの「楽になった」という声も訪問歯科
食事ができなくなると、人間の体はどんどん衰えてしまいます。訪問治療を受けることで、食事が美味しく食べられるようになった、以前には食べられなかったものも噛めるようになった患者さまも。その結果、食事のお世話をするご家族の方から「料理が楽になった」といった声もいただいています。

ゆきとどいた歯科訪問診療
当院では、常に複数の歯科医師が訪問治療を行っています。そのため、依頼者さまや患者さまのご都合のいい時間に予約していただけます。最初に無料検診を行って治療が必要かどうかを診断しますので、まずはお気軽にご相談ください。

さまざまな医療機関と連携
高血圧症や糖尿病等の持病によって歯科治療が困難な方にも、安心して訪問治療を受けていただけるように、さまざまな医療機関と連携しています。「治療中に持病の容態が変化する」「どうしても訪問診療が難しい」といった場合には、大学病院での治療をご紹介します。治療が終わったあとの口腔ケアを、引き続き当院で行うこともできます。

歯科訪問診療の主な診療内容

口腔のケア訪問歯科
お口の中が不衛生だと、のどにまで汚れがたまりやすくなり、食べカスの中に繁殖したバイ菌が気管に入り肺炎になることがあります。その危険を少しでも減らすために、専用の器具で歯石取りや舌の掃除をしてから、歯ブラシや舌ブラシの使い方を指導。また、廃用症候群を予防し、食事をしたり、話しをする機能を低下しにくくするための口腔機能訓練も行っています。

入れ歯の製作・調整・修理
長年使っていると、歯肉の衰えなどで入れ歯が次第に合わなくなってきます。そういった入れ歯の調整や修理、改めて型を取って新しい入れ歯を作るなど、入れ歯にまつわるトラブルを改善します。

むし歯や歯周病の治療
さまざまな機器がセットになった訪問治療専用のポータブルユニットを使うことで、歯科医院で行われている治療のほとんどを受けられます。訪問医療用のエックス線装置もあるので、口や歯の状態をレントゲンで確認することができます。

摂食嚥下リハビリテーション

摂食・嚥下障害とは?
脳梗塞やパーキンソン病、認知症などで舌やのどを動かす神経・筋肉などがうまく働かなくなり、水や食べ物を飲み込めなくなったり、ガンなどで飲み込むときに、肺のほうへ行ってしまう状態(誤嚥)になることを『嚥下障害』といいます。
嚥下障害になると低栄養を起こしたり、肺炎などの病気にかかってしまいます。

摂食機能療法とは?
嚥下障害の方は肺炎になるリスクが特に高いので、まずお口の中の清掃が必要です。
そして、飲み込みのリハビリが必要です。
お口から全く食べられずに胃瘻や点滴で栄養を摂っていた嚥下障害の方に、飲み込みのリハビリを行うことで、再びお口から食べられるようになる場合もあります。
口から少しでも食べたい方へ摂食・嚥下機能評価や食事指導も行っております。

嚥下検査内視鏡
私共では嚥下内視鏡検査(VE)を導入しています。
摂食・嚥下の専門歯科医師が、鼻から太さ約3mmの内視鏡(カメラ)を挿入し検査を行います。
所要時間は10分から30分です。鼻から内視鏡を入れた状態で、食物を口から食べて頂き、食物の咬みぐあいや混ぜぐあい、飲み込みの様子を観察します。

当院では摂食・嚥下リハビリテーション学会認定の歯科医師が安心、安全の訪問診療を提供いたします。

歯科訪問診療の申し込み方法と流れ

ご自宅の場合
1、お問い合わせ
わけい訪問歯科サポートまでお電話にてご連絡下さい。
電話 フリーダイヤル:0120-814-464(ハイシャ ヨロシク)

※FAXでのお申込みも、受け付けております。
歯科診療申込書はこちら(申込書PDFダウンロードページへ)
FAX:048-984-7633

2、検診日程をお決めします
当院から患者様宅にご連絡し、検診(無料)のお日にちを決めます。

3、ご説明
検診結果や治療の必要性についてのご連絡を当院からケアマネージャー様にさせていただきます。

4、訪問診療開始
ご要望がございましたら、訪問診療を開始させていただきます。

5、治療完了
月に2 回程度、継続的なお口のケアをさせていただきます。

施設の場合
1、ご案内プリントを配布
無料歯科検診ご案内プリントを配布いたします。

2、申込み確認
無料歯科検診の申込書を回収していただきます。

3、スケジュール調整
参加人数を集計し、医院にてスケジュール調整をいたします。

4、無料歯科検診実施
無料歯科検診を実施します。(通所の場合は、希望者のご自宅まで訪問検診を行います。)

5、訪問診療
検診結果のご連絡をご利用者様、施設様の双方にさせていただき、ご要望があれば訪問診療を行います。

6、治療完了
月に2 回程度、継続的なお口のケアをさせていただきます。

訪問エリア

訪問エリア

・訪問範囲は訪問歯科診療を行っている医院の半径16キロメートル以内と健康保険で定められています。
・基本的に距離による値段の違いはありません。

治療費について(老人保健1割負担の場合)

●訪問診療の治療費は以下の2つで成り立っています。
医療保険【訪問診療費と治療費の合算】  介護保険

●初診料と再診料は同額です
在宅(ご自宅へ訪問) 訪問診療費 1回 1,100円
特老などの施設へ訪問し、9名以下
の患者様が同日受診する場合
訪問診療費 1回 360円
特老などの施設へ訪問し、10名以上
の患者様が同日受診する場合
訪問診療費 1回 190円

●主な治療費(概算ですので、治療費が前後することがあります)
歯石取り 1回 300~800円
根の治療 1回 300~800円
虫歯治療 1本・小さいもの 600~1,000円
1本・大きいもの 900~4,000円
抜歯 1本 300~1,200円
総入れ歯
型どりから完成までの合計額
上下 7,000~9,000円
片方 4,000~6,000円
部分入れ歯
型どりから完成までの合計額
上下 残っている歯が5本以上 3,500~7,500円
片方 2,000~4,000円
上下 残っている歯が5本以下 5,500~8,500円
片方 3,000~4,500円
入れ歯の調整 1回 300~600円
入れ歯の修理 片方 600~3,100円
レントゲン写真 1枚 40~50円

●介護保険(管理指導は介護保険の適用になります)
初診月 再診月
1回目 503円 855円
2回目 855円 855円
3回目 352円 352円
4回目 352円 352円
歯科医師によるもの(月2回まで:503単位)  歯科衛生士によるもの(月4回まで:352単位)
★1ヶ月の訪問回数は治療内容により異なります。

インプラントとは?

インプラント

インプラントとは、顎の骨に埋め込む人工歯根のことです。歯周病や事故、先天的欠損など、さまざまな理由で歯を失った場合の治療法のひとつで、歯を失った場所にインプラント体(人工歯根)を移植して、歯の機能を回復する治療法です。使用するインプラント体はチタンまたはチタン合金製で骨に定着しやすく、生体親和性や強度に優れています。

インプラントは、土台となる歯根から回復するので、安定感が得られます。違和感や異物感に悩まされる事もなく、しっかりと噛める自然で美しい歯を再現することが可能です。インプラントの歴史は古く、すでに40年以上の実績があります。手術が必要ですが、確立された治療で歯を失ったあとの第一選択としてインプラントを選ぶ方が増えています。

<インプラントのメリット>
・健康な歯を削る必要がない
・入れ歯よりも咀嚼能力に優れている
・天然歯のような見た目
・骨吸収の防止
・取り外す面倒がない
・発音が安定して会話を楽しめる

<インプラントのデメリット>
・治療期間が比較的長い
・外科処置に伴う痛み・腫れ・出血・合併症の可能性がある
・治療費が比較的高額
・定期的なメンテナンスが必要

他の治療法との比較
インプラント
インプラント
ブリッジ
ブリッジ
入れ歯
入れ歯
自分の歯と同じように噛むことができ、他の歯に負担をかけることはありません。 抜いた歯にかかる負担を両隣の歯が支えるため、両隣の歯の寿命が短くなることがあります。 噛む力は元の歯の20~30%程度になります。自分の歯のように噛むことはできません。
外科処置をしてインプラントを埋め込みます。 ご自身の歯と同じように噛むことができ、違和感 もありません。ただし、歯が入るまで時間がかかります。 支台歯に接着剤で固定されるため取り外しができません。「入れ歯」に比べ違和感は少なめです。ただし、両脇の支台になる歯を削らなければなりません。 金属のハリガネで前後の歯を支えにします。取り外しが可能なものです。ハリガネがあるため違和感があります。

当院のインプラントの特徴

当院のインプラント治療は、日本口腔インプラント学会から認定された専門医が担当しています。多くの症例や治療経験を積んだインプラント治療のエキスパートとして、患者さま一人ひとりの症状に合わせて、より適切なインプラント治療をご提案します。

分かりやすくていねいなカウンセリング

当院では、患者さまが本当に望まれている治療を実現するために、最初にインプラントカウンセラーが、どのような治療を受けたいとお考えなのかをしっかり伺うことから始めます。落ち着いた環境の中で患者さまにじっくり向き合い、時間をかけてお口の中はもちろん全身の健康状態や、ライフスタイル、ご予算などをすべてお聞きします。

さらに「しっかり噛めること」「口元を美しく見せること」「お口全体を治すこと」など治療目的を明確にします。そのうえで、インプラントを専門とする歯科医師が診査診断を行い、豊富な知識と経験から患者さまの骨の形や質に適した治療計画をご提案します。カウンセリングを活かし、患者さま一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療をご提供したいと考えていますので、疑問やご要望など何でも遠慮なくご相談ください。
ご相談はインプラントカウンセラーへ。セカンドオピニオンにも対応します。

インプラントカウンセラー
インプラントカウンセラーは、インプラント治療を受けられる患者さまが安心して治療に受けていただけるようにご案内をする専門のサービススタッフです。歯科医師や歯科衛生士ではありませんが、インプラント治療や歯科治療全般に対する豊富な知識を備えています。 安心して治療を受けていただくため、できる限り患者さまの立場になって不安やご要望をお尋ねし、歯科医師との橋渡しをします。インプラントのメリットだけでなく、合併症などのリスクもしっかりお話し、患者さまに納得し安心して治療を受けていただけるようにカウンセリングを行います。セカンドオピニオンのご要望にも対応いたしますので、お申し出ください。

質の高い治療を支える院内環境整備

当院では、大学病院や総合病院の口腔外科で行われているような専門的で安全なインプラント治療を地元でご提供するために、インプラント専用の手術室を備え、歯科用CTやマイクロスコープなど治療に必要な設備を導入しています。診査・診断・治療から治療後の経過観察、日常的なメインテナンスにいたるまですべて対応でき、患者さまの手間やコストを軽減しながら治療をご提供します。

インプラントインプラント専用手術室を完備
当院では、空気清浄ユニット、手術用無影灯ライト、スポットライト、血圧や脈拍のモニターなど、大学病院クラスの設備を整えた、インプラント専門の手術室を完備しています。もちろん世界水準の高圧蒸気滅菌器を備えた感染対策を行い、インプラント手術の際には、滅菌・消毒に精通した歯科衛生士が立ち会いますので安心していただけます。


インプラント治療に欠かせない歯科用CT
インプラント治療に特に必要なのは、骨の厚みや位置を正確に把握するための歯科用CTです。CT撮影であごの骨の状態や位置関係、血管や神経の場所などを把握し、口腔内を三次元的に診断するため、インプラント埋入位置が正確に把握できてリスクの少ない安全で正確な手術が実現します。当院は歯科用CTを備えた歯科クリニックの先駆けとして、長年、確度の高い安全なインプラント治療をご提供してきた実績があります。

診断や処置を可能にするマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)
当院では、確度の高い治療を行うためにマイクロスコープを導入しています。患部や治療の様子を肉眼の2~24倍に拡大して見ることができ、インプラント治療の際により正確な診断や処置が可能です。

安心・安全な治療

インプラント麻酔医による安全な静脈内鎮静法(セデーション)
インプラント手術の痛みは親知らずの抜歯程度と言われ、歯を抜くときと同じ麻酔注射(局所麻酔)を使った手術が行われてきました。確かに普通の局所麻酔でも痛みのコントロールはできますが、手術となると不安や恐怖、緊張などの強いストレスを感じる方は少なくありません。また、嘔吐反射の強い方も局所麻酔だけでは治療が困難となります。

そこで、当院では、静脈から薬剤を点滴し意識が薄れた状態を作る「静脈内鎮静法(セデーション)」を取り入れています。安全性が高い麻酔法で、手術後は速やかに麻酔効果がなくなります。当院では、日本大学松戸歯学部歯科麻酔・生体管理学講座との連携により、麻酔科医が全身管理を担当し、安全な治療を実施しています。

静脈内鎮静法はとても安全性の高い麻酔法です
静脈内鎮静法では、意識が薄らぎウトウトするような状態になりますが、ご自分で意思を示すことや呼びかけに答えることはできます。手術に対する不安や痛み、術中に口を開けたままの状態でいることなどの精神的・身体的ストレスがなくなり、時間経過の感覚がなくなるので、気づいたときには手術が終わっています。

手術後しばらく休んでいただくと意識がはっきりしますので、歩行運動などのチェックを行い、問題がないことを確認してから帰宅していただきます。手術がスムーズに進むため、埋入するインプラントの本数の多い場合も安心して治療を受けていただけます。

<特に静脈内鎮静法をお勧めしたい方>
・治療に対する恐怖心が強い方(歯科恐怖症の方)
・嘔吐反射が強い方
・全身疾患をお持ちの方や、全身管理下での治療が必要な方
・インプラントの埋入本数が多い方、治療範囲の広い方
・治療中に気分が悪くなったことのある方
・気楽にインプラント治療を受けたい方

ガイドを使った誤差のない正確なインプラント手術を行います
当院では、ガイデットサージェリーを導入しています。
ガイデットサージェリーは、インプラントを正確な位置に埋入するためにガイドを使って手術を行う方法です。事前に口腔内のCT検査のデータを基に診断を行い、コンピュータでインプラント体の埋入位置や角度、深さなどをシミュレーションし決定したデータをもとにガイドを作成します。インプラント体の埋入位置に穴を開けたガイドを手術中に装着し、それを目安にすることで誤差を防げます。コンピュータで設計しているためガイドの精度は高く、誤差のない埋入ができるのです。手術中のトラブルを防げて手術時間が短くなるので患者さまの負担を軽減できます。

ガイデットサージェリーを活用した無切開インプラント手術
通常のインプラント手術では、歯肉を切り開いてインプラント体を埋め込むので、腫れや痛みが出ることがあります。当院では、ガイデッドサージェリーを活用して、切開せずごく小さな穴を開けるだけでインプラントを埋め込む無切開インプラント手術を行っています。
事前にCT検査のシュミレーションデータをもとに精密な手術用ガイドを作成するなど準備に多少時間はかかりますが、実際の手術時間は短くなるので、患者さまの負担をいっそう軽減できます。

より正確で患者さまの負担を軽減する治療を行います
当院では、手術の正確性や安全性のさらなる向上、患者さまの負担をできるだけ軽減するインプラント治療を目指し、インプラント手術ナビゲーションシステム『X-Guide®』を導入しました。

X-Guide®とは
X-Guide®は、インプラント治療計画ソフトウェア『DTX Studio™ Implant』と連携して手術をナビゲートするシステムです。デジタル技術と光学技術を活用することで実現した精度の高さが特徴で、2020年3月時点で30を超える国々で活用され、実力を認められています。
X-Guide®を使うことで、歯や骨の状態はもちろん、骨の内部にある神経や血管の様子まで3D画像でリアルタイムに確認することが可能に。
常に詳細なデータを参照しながら、CT撮影をはじめとした検査結果をもとに『DTX Studio™ Implant』で立てた治療計画に沿って、インプラントを埋入する角度や深さを正確にガイドします。

<X-Guide®を使用するメリット>
従来のインプラント治療では、事前に作製したサージカルテンプレート(インプラントを埋入する箇所に穴を開けたレジン製のマウスピース)を患者さまに装着することで、ドリルを入れる位置を決めて手術を行っていました。
しかし、X-Guide®を使用するとサージカルテンプレートは不要に。これにより、以下のようなメリットが得られます。

メリット1:治療期間を短縮できる
X-Guide®を用いないインプラント治療では、術前の検査結果をもとに専用ソフトで手術の計画を立て、それに基づいてサージカルテンプレートを作製します。これにはいくつかのステップを経る必要があり、検査から手術までにどうしても時間がかかっていました。
しかし、サージカルテンプレートがいらないX-Guide®を活用すれば、『DTX Studio™ Implant』でのシミュレーション後、スムーズに手術に移行することが可能。治療期間が短縮できます。

メリット2:ガイドの誤差を減らしやすい
サージカルテンプレートを作製するにあたって、専用ソフトで行ったシミュレーション結果に沿って細かな調整を行います。これはつまり、手術までの工程が増えるということ。そして、各工程で生じるほんのわずかな誤差が、手術の正確性を少しずつ低めてしまうのです。
X-Guide®を使って工程を減らすことでこの誤差をできるだけ少なくし、より精密な手術を目指せます。

メリット3:口が大きく開かない患者さまでも治療を受けやすい
マウスピース型のサージカルテンプレートを装着すると、その分術野が狭くなり、またマウスピースの厚みをカバーできるだけの長さがあるドリルを選ぶ必要が生じます。顎の状態が悪いなどの理由で口を大きく開けられない患者さまの場合、治療を諦めなければならないことも...。
サージカルテンプレート不要のX-Guide®による手術なら、従来の方法が合わない患者さまでも治療を受けられる可能性が高まります。

製造元のノーベルバイオケア社が発表している模型を使用した調査によると、X-Guide®を使用した場合、フリーハンドによる手術に比べて埋入角度の正確性は11倍も向上することがわかっています。
当院はX-Guide®を活用し、より正確で安全なインプラント治療に努めてまいります。

難症例や高度治療への対応

歯科医療は総合力。専門家が揃い、医院全体で考えるチーム医療を実践します
当院には、インプラントをはじめ根管治療や歯周病治療、矯正治療などさまざまな分野を専門とする歯科医師が結集し、どの症例も医院全体で考えるチーム医療によりレベルの高い治療を提供できるよう努めています。そして、インプラントは歯周病やむし歯治療が終わった後に行う治療であり、他の歯を守るために行う治療と捉え、必ず担当医が各分野を専門とする歯科医師と連携して治療を行います。
インプラント、入れ歯、歯周病、矯正治療などの専門家が揃う当院だからこそ、インプラント治療についても多角的な視点からの治療計画をご提案することができ、より適したものを患者さまに選んでいただくことができると考えています。

質の高い医療は職分を超えた総合力から生まれます
歯科医療は、歯科医師の力だけで成り立つものではなく、歯科衛生士、歯科技工士など多職種のスタッフとの連携が重要です。そのため、当院では、歯科衛生士が歯周病を専門とする歯科医師からレクチャーを受けるなど職分を超えた勉強会を行い、多職種のメンバーがお互いにコミュニケーションを図り、協力して治療に当たる体制を整えています。

医院全体の成長をめざし、勉強会を開催しています
目覚ましく進展する歯科医療に対応するために、最新の知見や治療技術の研鑽を重視し、定期的な院内勉強会を行い各々が向上心をもって治療の質を上げる努力をしています。また、歯科医師には、インプラント治療の術前、術後レポートの提出を求め、常に治療を振り返り、常にレベルの高い治療をご提供することを目指しています。

歯科技工士との連携により、審美性にも優れた治療を実施
当院には院内技工士が在籍し、歯科医師との綿密な連携により、審美性、機能性に優れた歯科技工を実現しています。細かいチェックが必要な場合は歯科技工士が治療に立ち会い、患者さまの歯の色や形、お顔の雰囲気など、患者さまに合わせた審美性の高い治療ができるよう努力しています。院内技工士との連携で、機能性に美しさを兼ね備えた治療が実現します
インプラント治療においても機能面に加えて、お口全体のバランスや見た目の美しさを考慮して人工歯の形や色、歯並びなどを検討します。しっかり噛めることや噛み合わせのバランスを重視したうえで、自然に若々しく見える美しい口元を目指しており、女性や若い世代の患者さまに喜ばれています。特に前歯など目立つ部分は患者さまのイメージを大切にするため、治療時に歯科技工士が立ち会い、人工歯の作成を進めます。

噛み合わせを守り、健康を守るインプラントであること

正しい噛み合わせは、インプラントを長持ちさせ、お口や体の健康につながります。
一方、噛み合わせを考慮しないインプラント治療は、時間の経過につれて噛み合わせの不具合が顕著になり、噛んだときにインプラントに強い力が加わって負担がかかり、やがて脱落や破損などのトラブルを招く可能性が高くなります。また噛み合わせの不具合から、他の歯に負担がかかってむし歯や歯周病になったり、頭痛や肩こりなどの不調が現れることがあります。
当院では、正しい噛み合わせに調整し、歯やあごにかかる力をコントロールしながらインプラント治療を行います。正常に噛み合う状態にしてインプラントを長持ちさせながらお口全体の健康を守ります。インプラントが正しく機能することで、お口全体の噛み合わせや全身の健康を守っていきたいと考えています。

チーム歯科医療ならではの歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正
当院ではインプラント治療の技術を応用し、埋入した歯科矯正用アンカースクリューを支点として歯を動かす矯正治療にも対応しています。
通常の矯正治療では、動かしたい歯が動かなかったり、動かしたくない歯が動いてしまったりすることがあります。歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正はインプラントが正確な支点の役割を果たすので、的確にしかも効率的に動かせます。治療期間の短縮につながるとして、最近注目されている治療法です。
当院では、矯正を専門とする歯科医師とインプラント担当の歯科医師の連携により、多くの症例でインプラント矯正を行ってきた実績があります。また横向きに生えたり埋まっている親知らずを正しい位置に起こす場合にも、インプラントを利用した治療を行うなど、インプラントに長じる当院ならではのチーム医療を実現しています。

<費用>
※歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正は自費診療となり、健康保険対象外です。
■矯正用アンカースクリュー:33,000円(税込)(1本につき)


<歯科矯正用アンカースクリューのリスク・副作用>
・歯科矯正用アンカースクリューは適宜清掃する必要があり、怠ると歯茎の腫れや炎症といった症状が出る場合があります。
・骨の状態により、歯茎の炎症等にて脱落する場合があります。
・口腔内の状態等により、稀に歯科矯正用アンカースクリューが破折する場合があります。

大学病院との連携

当医院では、各科を専従とする担当医師をとおして、大学病院やさまざまな医療機関と連携をしております。
●日本歯科保存学会認定歯科保存治療専門医
●日本補綴歯科学会専門医
●日本大学松戸歯学部口腔顎顔面インプラント講座
●日本大学松戸歯学部歯科麻酔・生体管理学講座
●日本大学松戸歯学部歯学部再生歯科治療学講座
●日本大学松戸歯学部顎咬合機能治療学講座
●日本大学歯学部摂食機能療法学

当院が使用しているインプラント

インプラントシステムについて
インプラントでは金属アレルギーを防ぐため、人工歯根に「チタン」という金属が用いられています。チタンは分子構造が人間の骨と似ているため金属アレルギーを防ぎやすく、人間の骨と思われやすいため、他の材料と比較しても歯と違和感なく付着しやすいのが特徴です。通常3~6ヶ月でチタンと骨が結合し、自然の歯同様の動きになります。

インプラントメーカー
1940年以降近年も研究開発が進んでいるインプラントシステムですが、現在ではチタンを利用した歯根形状が多く存在し、長さや形、太さなどメーカーにより異なるものが多いです。症例により形も異なります。
国内外を合わせると現在は200社以上のインプラントメーカーが存在します。当院では患者さま個々人に応じた治療のみならず、インプラントシステムについても十分検討して治療に望んでおります。当院で選択しているインプラントシステムはそれぞれ信頼性が高く、機能を踏まえても患者さまの治療に応じたものを採用しております。

下記は当院で採用しているインプラントメーカーです。

ノーベルバイオケア
骨の結合力:★★★
症例対応力:★★★
世界シェア:★★★
原産国:スウェーデン
世界で初めてインプラントシステムを築き上げた、40年以上の歴史を持つ世界シェアメーカーです。All-on-4インプラントでも高く評価されている信頼と実績の有名インプラントメーカーです。長年の臨床実績や歴史をもち、当院としても安心して使用できるインプラントシステムを提供しています。

ストローマン
骨の結合力:★★★
症例対応力:★★★
世界シェア:★★★
原産国:スイス
スイスに本社・インプラント製造拠点を置く、世界シェアナンバーワンを誇るインプラントメーカーです。これまで世界70ヶ国以上で500万人を超える患者に、同社のインプラントが累計1,300万本以上も埋入されてきた実績があります。その歴史は長く、1960年代に大学病院と連携して歯科用インプラントの研究・開発に着手し、今日まで50年以上にわたってグローバルリーダーとして業界を牽引してきました。

GC
骨の結合力:★★★
症例対応力:★★★
世界シェア:★
原産国:日本
国内最大手の国産インプラントメーカーです。開発から製造まで一貫した体制を整え、四半世紀以上にわたりインプラントの研究開発に取り組み、世界でも高い評価を受けています。他メーカーと比較すると歴史は浅いですが、それでも25年以上の研究開発実績があります。信頼できる国内大手メーカーとして「Made in Japan」といった、日本だからこそできる素材の提供を行っております。

治療の流れ

STEP1.初診・問診・カウンセリング
インプラント治療は、まず問診を行うことから始まります。患者さまがどのような状況で歯を悪くされたのか、失われたのか、どのような治療を希望されているのかをインプラントカウンセラー(医療コーディネーター)がお聞きし、当院のインプラント治療についてわかりやすくご説明します。
インプラントは、他の歯科治療と異なる専門的な治療であり、専門用語が多く登場します。わからない言葉や疑問は、インプラントカウンセラーに気軽にご相談ください。

STEP2.精密検査・診断
模型(歯型)を取り、口腔内調査およびレントゲン撮影、CT検査を行います。これまで受けられた歯の治療や現在のむし歯、歯周病などの有無や程度、粘膜や骨の状態などを詳細に調べ、お口の中の状態を正しく把握します。そしてその結果をもとに、インプラント体を植える位置や本数、治療の具体的な手順を検討します。

STEP3.治療方針のご説明
問診、口腔内検査、画像診断の結果などを総合的に考慮して治療計画を立て、患者さまによく説明して理解し、同意していただくインフォームド・コンセントを行ったうえで治療方針を決定します。

STEP4.インプラント埋入手術
インプラント体(人工歯根)の埋入
手術前に麻酔専門医による問診の後、静脈内鎮静麻酔をかけ、さらに局所麻酔をかけて、インプラント体(人工歯根)をあごの骨の中に埋め込みます。通常2~3本を埋めるのにかかる時間は、麻酔がかかってから30~40分程度です。痛みは個人差がありますが、歯を抜く程度とお考えください。手術時間は特別なケースを除いて1時間程度で終わり、高齢の方でも安心して受けていただけます。

STEP5.仮歯の装着
通常のインプラント治療の場合は、インプラント体(人工歯根)がしっかりあごの骨に定着するまで通常3ヶ月程度待ちます。目立つ前歯部の場合などは仮歯を装着します。最近は、インプラント埋入と同時に仮歯を装着する治療法もあります。

STEP6.アバットメント(支台)の取り付け
インプラント体が骨に定着したら、被せ物を作るためのアバットメント(支台)を歯肉に取り付け、その後2~3週間、歯肉の回復を待ってから型取りをして上部構造(人工歯冠)の製作に移ります。

STEP7.上部構造(人工歯冠)の製作と装着
上部構造を製作し、インプラント体に取りつけたアバットメントに装着します。

STEP8.治療後の定期検診とメインテナンス(インプラントドック)
インプラント治療後、歯磨きなどのお手入れが行き届かないと歯周病(インプラント歯周炎)になることがあります。当院では、インプラントに適した定期検診とメインテナンスのプログラムとしてインプラントドックを行い、ご家庭でのお手入れ方法もていねいにご指導します。

インプラントの手術方式【1回法と2回法】
インプラントの術式は、大きく分けて1回法と2回法があり、あごの骨やお口の中の状態、使用するインプラント体の種類に合わせて術式を選びます。最近はインプラント体の改良が進み、1回法で行うケースが増えています。また1回法と2回法の中間的方法などもあり、症例によって使い分けます。

1回法
インプラント体を埋入した後、歯肉を被せず露出させておく方法です。

2回法
手術を2回に分けて行う方法です。1回目の手術でインプラント体を埋入した後、傷口の上に歯肉を被せます。その後、2回目の手術でインプラント体の先端を出してアバットメントを取り付けます。

治療内容

従来のインプラント治療では、埋入手術からインプラント体と骨が結合するまでに数ヶ月間かかっていました。傷口の状態が安定するまで仮歯も入れられず、食事や会話など日常生活に支障をきたす場合が少なくありませんでした。こうした問題を解消するインプラント治療が、抜歯即時埋入インプラント、即時荷重インプラントと呼ばれる治療法です。

こうした治療法はインプラント体の埋入と同時に仮歯を入れるので、手術したその日から噛めるようになります。もちろんインプラントと骨が結合するまでの期間は必要ですが、その間も見た目を気にせず日常生活をお過ごしいただけます。また手術から仮歯の装着まで1日で終える1DAYインプラントも対応しています。最新の診療技術を導入し、患者さまの負担を軽減し、ご要望を叶えるインプラント治療の実現に努めています。

インプラント抜歯即時手術
「治療中、前歯がないのはイヤ」「治療に時間がかかるのは困る」という方へ
治療に時間がかかることや、インプラント体が骨と結合する間、歯がない状態が困るという理由でインプラントを希望されているのに諦めている方は少なくありません。
そうした方にお勧めしたいのが、歯を抜くと同時にインプラントを埋め込む手術法抜歯即時埋入手術です。治療期間が短縮し手術当日に仮歯を入れられるので、お仕事などに支障をきたすことがありません。抜歯直後は体の治癒機能が盛んなため傷口が治りやすく、またインプラント埋め込みのために歯茎を切るなど処置が不要になるため、体に与える負担が軽減できます。当院では静脈内鎮静法を導入し、2時間程度の集中治療を行います。
※抜歯即時手術でのインプラント治療は自費診療となり、健康保険対象外です。

前歯でお悩みの方にも対応
前歯は目立つため、治療中、歯がない状態になることを避けたいという方が多く、抜歯即時手術が特に必要な部位です。一方、前歯のインプラント治療は、奥歯の場合に比べて構造的に難しいとされています。当院院長は、前歯部の抜歯即時埋入について専門的に学び、多くの治療経験を積んでいます。前歯で悩んでいる方にぜひお役に立ちたいと考えていますのでご相談ください。

抜歯即時手術について
<抜歯即時手術のメリット>
・通常、約1年かかる治療期間を、約8ヶ月に短縮できる
・治療期間が短くなるため、通院回数が減る
・抜歯当日に仮歯が入るので、見た目の問題がない
・抜歯部分の回復が早く、骨が減るのを防げる

<抜歯即時手術のリスク・副作用>
外科手術を実施するため、施術後に痛みや腫れといった症状が出る場合があります。骨量が不足している方は、別途の処置が必要になる場合があります。喫煙、飲酒は正常な治療の妨げになります。術後1週間は控えてください。定期的なメインテナンスが必要になります。

<費用>
544,500円~775,500円(税込)
※抜歯即時手術でのインプラント1本埋入手術の場合


即時荷重インプラント
「ほとんど歯がない」「1日で治療を終えたい」「人前に出ることが多い」という方へ
当院では、患者さまのご要望があった場合に、手術から仮歯の装着まで24時間以内で終わる即時荷重インプラントに対応しています。手術と同時に仮歯(総入れ歯)が入り、その日から噛めるようになります。
午前中にインプラントを埋入し(下顎の総入れ歯の場合3本、上顎の総入れ歯の場合3~6本埋入)、午後には口腔内に最終的な補綴物が入ります。治療の際に静脈内鎮静法を導入しますので痛みは感じません。従来のインプラントのように数ヶ月間待つ必要はなく、インプラント体埋入から上部構造(人工歯)が装着されるまで8時間足らずで完成し、翌日からお仕事を含め通常の生活に戻れます。
特にほとんどの歯を失っている方や総入れ歯でお悩みの方にお勧めしたい治療法です。
ただし、口腔内の状態や体調によって行うことが難しい場合があります。患者さまのコンディションに適していると判断した場合に限り、治療をご提供していますのであらかじめご了承ください。
※即時荷重インプラントは自費診療となり、健康保険対象外です。

即時荷重インプラントを可能にするアダプテーションテクニック
1DAYインプラント(即時荷重インプラント)
即時荷重インプラントでは、アダプテーションテクニックと呼ばれる診療技術の豊富な経験が必要です。当院では、アダプテーションテクニックに長じた院長が治療を行います。 アダプテーションテクニックとは、インプラント体を埋入する部分(埋入窩)を形成する際、骨質に応じて最終ドリルの直径サイズを小さくする手法です。埋入窩の直径とインプラントの直径に差が生じ、インプラント体を固定できます。骨の厚さや硬さは人によって異なりますので、最適な穴の大きさを形成することが重要なポイントです。

即時荷重インプラントについて
治療期間:2ヶ月~6ヶ月 ※インプラント1歯の場合
治療回数:6回~12回 ※インプラント1歯の場合
費用:544,500~775,500円(税込)
※インプラント本数により変動します。

<即時荷重インプラントのリスク・副作用>
外科手術を実施するため、施術後に痛みや腫れといった症状が出る場合があります。骨量が不足している方は、別途の処置が必要になる場合があります。喫煙、飲酒は正常な治療の妨げになります。術後1週間は控えてください。定期的なメインテナンスが必要になります。

インプラント All-on-4(オールオン4)
「総入れ歯はつらい」「何本もインプラントは入れられない」という方へ
通常、インプラントは歯を失ったところに埋入するため、失った歯が多ければ多いほど本数が増えることになります。特にすべての歯を失った方の場合、上下合わせて28本のインプラント体が必要になり、経済的な理由から治療を断念する方は少なくありません。
そこで、歯を全部失った方のためのインプラントとして開発されたのが、少ない本数で全部の歯を支えることができるAll-on-4(オールオン4)です。あごに最少4本のインプラントを埋め込むだけで、すべての歯を補う一体型の上部構造物が固定できます。また埋入本数が少なくてすむので体への負担が少なくなります。

<All-on-4(オールオン4)のメリット>
・治療回数や期間が短くてすむ
 従来の治療方法に比べて、治療の回数を減らすことが可能です。
・健康な歯を削らずに治療ができる
 入れ歯の場合、抜けた歯の両隣の健康な歯を削り治療を行いますが、インプラントは顎の骨に固定するので、健康な歯を削ることはありません。
・入れ歯よりも咀嚼能力に優れている
 顎の骨にしっかり固定しているため、天然歯と変わらない感覚で固い物を噛んだり、味わうことができます。
・費用を大幅に抑えることができる
 従来のインプラントでは失った歯の本数分のインプラントが必要でしたが、All-on-4は下顎に埋入するインプラントの本数は4本、上顎は最大で6本(all-on-6)です。
・身体の負担を軽減できる
 All-on-4は最小4本のインプラント埋入で済むため、従来の治療法に比べて身体への負担を軽減できますAll-on-4(オールオン4)のメリット顎の骨が痩せない●歯槽骨(顎の骨)が痩せるのを防げる
長期間、入れ歯を使用していると噛むことによる刺激がないため、歯を失った部位の歯槽骨は痩せ細っていきます。All-on-4は顎の骨に直接インプラント体を固定するので、噛む度に刺激が加わり、歯槽骨が痩せずにすみます。All-on-4(オールオン4)のメリット優れた審美性●審美性に優れている
天然歯に近い、見た目が良い歯(人工歯)が装着できます。

<All-on-4(オールオン4)のデメリット>
・自由診療のため保険がきかない
 インプラント治療は健康保険適用外の自由診療となります。(保険診療のブリッジ・入れ歯と比較し、費用が高額になります)
 当院では、治療開始前のカウンセリング時に、手術~メインテナンスまでの費用やお支払い方法について詳しくご説明しております。
・手術が必要になる
 入れ歯やブリッジと違って、All-on-4は人工歯根を顎の骨に埋め込む手術が必要です。 ・手術後はメインテナンスが必要になる
 長期的に良い状態を維持するために、歯科医院での定期的なメインテナンスが必須です。
・術後に痛み・腫れが出る可能性がある
 骨の質やインプラント埋入本数、患者さまの健康状態によってさまざまですので、まずは当院にご相談ください。

<総入れ歯とAll-on-4との比較>
総入れ歯 入れ歯
食事(噛み心地) 噛む力が弱く、食事しにくい
安定せず外れてしまう
食べ物の温かさ・冷たさを感じにくい
入れ歯を外して洗浄する必要がある
自身の歯と同等な力で噛める
しっかり固定しているので外れない
自身の歯と同様に美味しさを感じられる
通常のお手入れは歯ブラシと歯間ブラシで可能
会話 入れ歯が邪魔になり、発音しづらい
口臭が気になり人と話すのが嫌になる
入れ歯のような異物感がないため、発音がしやすい
人と話す時も何も気にならない
見た目(審美性) 顎の骨が痩せていくので老けて見える 噛み合わせが安定するので、顎の骨も減らず若々しく見える

イミディエイトローディング(即時負荷)に対応
当院では、All-on-4(オールオン4)の世界的な権威であるDr.パウロ・マロの指導を直接受けた歯科医師が治療を担当し、高度なイミディエイトローディング(即時負荷)に対応します。イミディエイトローディング(即時負荷)は、インプラント埋入手術をした当日に仮歯を装着し、その日のうちに見た目の美しさと噛む機能を回復できる治療法です。手術の回数は1回ですむため、患者さまの負担が軽くなります。

しっかり噛めて、食事や会話を楽しんでいただけるのが特徴
All-on-4(オールオン4)は、インプラントで上部構造物を支えるので、審美性にも優れ自分の歯と同じようにしっかり噛むことができます。一体型ですが入れ歯のような床部分がないため、食感や風味を損なわずに食べ物を美味しく食べることができます。また、舌が床部分に邪魔されることがないので発音しやすく、会話が楽しめるようになります。

無理な治療をお勧めすることはありませんのでご安心ください
All-on-4(オールオン4)は、多くの歯をなくした方、重度の歯周病の方、残っている歯が機能していない方、入れ歯が合わない・壊れやすい方に向く治療法です。ただし、健康な歯を抜く可能性があるため、患者さまのご要望があり、またコンディションに適合すると判断した場合に限り、治療をご提供します。最小限の手術で、現在の歯を調和させることを重要視する当院では、健康な歯を抜くことを無理にお勧めすることは決してありませんので、ご安心ください。

<費用>
約400万円
<All-on-4(オールオン4)のリスク・副作用>
外科手術を実施するため、施術後に痛みや腫れといった症状が出る場合があります。骨量が不足している方は、別途の処置が必要になる場合があります。喫煙、飲酒は正常な治療の妨げになります。術後1週間は控えてください。定期的なメインテナンスが必要になります。

症例.1
【年齢】50代
【性別】女性
【主訴】歯がぐらぐらして噛むことができない
【治療内容】重度歯周病によりall-on4による治療
      上顎、上部構造はジルコニアを使用
インプラント
【治療期間】4ヶ月
【総費用】400万円程度
【副作用】
・外科手術を実施するため、施術後に痛みや腫れといった症状が出る場合があります。
・喫煙、飲酒は正常な治療の妨げになります。術後1週間は控えてください。
・定期的なメインテナンスが必要になります。

インプラントオーバーデンチャー
「入れ歯が合わない」「何本もインプラントを入れるのは無理」という方へ
インプラントオーバーデンチャーは、インプラントを利用した入れ歯で、まずインプラント体を埋入し、その上から入れ歯を装着する方法です。通常の入れ歯と同じように取り外せるのでお手入れが簡単で、高齢の方でも安心してお使いいただけます。また、短期間で治療が終わり、治療費用を抑えることができます。
特に残っている歯の本数が少ない方(2本以下)にお勧めする治療法で、通常2本程度のインプラント体の埋入手術を行い、取り外し式の入れ歯を作って装着します。インプラントにより入れ歯が固定するので、ズレや外れ、がたつきがなく、痛みを和らげて咀嚼力が向上します。また入れ歯が安定するため、会話でストレスを感じることが少なくなります。 当院では、治療開始前のカウンセリング時に、手術~メインテナンスまでの費用やお支払い方法について詳しくご説明しております。
※インプラントオーバーデンチャーは自由診療となります。

介護生活になってもお手入れや口腔ケアがしやすいのが特徴です
高齢になるにつれて、ご自分でしっかり歯磨きができない方が増えます。インプラントにしている場合、しっかり歯磨きができないとインプラント周囲炎になりやすく、インプラントの本数が多い場合、歯磨きや口腔ケアはいっそう大変になります。
その点、インプラントオーバーデンチャーは、インプラントの本数が少ないのでお手入れがしやすく、ご家族や介護職が口腔ケアを行う場合に安心です。ボタンのような形状になっているので飲み込む心配はありません。お手入れのしやすさを考えて、All-on-4(オールオン4)から、インプラントオーバーデンチャーに変える方もいらっしゃいます。高齢になられた方に、ぜひ検討していただきたい治療法です。

<インプラントオーバーデンチャーのメリット>
・インプラントの本数が少ないので手術時間が短く、お手入れがしやすい
・インプラントで固定するので入れ歯がしっかりフィットしてよく噛める。発音しやすい
・介護の際、口腔ケアがしやすい

<インプラントオーバーデンチャーのリスク・副作用>
外科手術を実施するため、施術後に痛みや腫れといった症状が出る場合があります。骨量が不足している方は、別途の処置が必要になる場合があります。喫煙、飲酒は正常な治療の妨げになります。術後1週間は控えてください。定期的なメインテナンスが必要になります。

【治療期間】上顎半年以上、下顎3ヶ月以上。治療回数は10回程度かかります。
【総費用】100万円~150万円
※本数によって異なります。入れ歯代込み。

インプラント骨造成手術
「インプラントは無理と言われた」「骨が足りないと言われた」という方へ
インプラント治療ではあごの骨に人工の歯根を埋め込むため、それに耐えられるだけの骨の量が不可欠です。骨が細い方、骨密度が低い方にインプラント治療を行うと、短期間で人工歯根が抜けてしまったり、噛むと痛む可能性があります。
一方、インプラントや口腔外科領域の進展は目覚ましく、従来は治療ができないとされていた症例でも、骨造成手術によりインプラント治療が行えることが増えてきました。こうした最新医療に対応するために、当院では、歯科医師や歯科衛生士が学会や勉強会に所属し、積極的に最先端の知識や治療技術を修得しています。

骨の少ない方に対応できるよう、さまざまな治療法をご用意しています
当院では、骨量が少ない方にも対応できるように、さまざまなタイプのインプラントを揃えていますが、それでも対応できない場合は、骨の量を増やす骨造成手術を行います。歯を失ってから長期間経っている場合も、インプラントを埋入する前に骨造成手術で骨の量を増やし安定させる処置を行うことがあります。
ソケットリフト、上サイナスリフト(顎洞挙上術)、骨移植などさまざまな骨造成技術の中から患者さまの骨の状態や体調、ご要望などに合った最適な方法をご提案できます。他院で治療を断られた難症例の方でもインプラントが可能な場合がありますのでご相談ください。

ソケットリフト・サイナスリフト(骨造成手術)
上あごの奥歯の上部には「上顎洞」(サイナス:副鼻腔の1つ)という空洞があります。
この空洞に人工骨を填入して骨を作るのが骨造成手術です。主な骨造成手術として、ソケットリフト、サイナスリフトがあります。

ソケットリフト
あごの骨の量を増やす処置で、骨の厚みが4mm以上ある場合に行いますが、骨の厚みが5mm以上あっても骨の量が不足している場合は適応となります。あごの骨に穴を開け、器具を使って上顎洞と顎の骨の間にあるシュナイダー膜(薄い膜)を移動させて、そこに、オトガイや下顎の奥から採取した自家骨や人工骨を入れて骨の量を増やし、インプラントの土台にします。侵襲が少なく、患者さまの負担が軽減できる方法です。

サイナスリフト(上顎洞挙上術)
あごの骨の厚みを増す方法で、骨の厚みが5mm以下の場合に適応します。上顎洞(サイナス)の部分の骨が不足していると、インプラントを埋入しても突き抜けて炎症を起こすことがあります。それを避けるために、上顎洞と顎の骨の間にあるシュナイダー膜(薄い膜)に、オトガイや下顎の奥から採取した自家骨や人工骨を入れて骨の量を増やします。
ただし、侵襲が大きいので最近の症例は少なくなっています。

再生医療GBR・CGF
「歯が抜けてから10年経っている」「再生医療を知りたい」という方へ
最近、再生医療を応用したインプラント治療へのお問い合わせが増えています。
当院では、最新の知見や診療技術を積極的に導入し、インプラントに関わる再生医療に対応しています。
※再生医療GBR・CGFは、自由診療となり健康保険対象外です。

GBR(骨再生誘導療法)
骨の量を人工的に再生させる治療法です。本来、歯槽骨は自然に再生しますが、骨量が不足している方の場合は周囲の歯肉が先に回復し、骨が再生する場所を埋めてしまいます。そこで、骨の量を人工的に再生する治療法がGBRです。
まず骨が不足しているところに骨を作るスペースを確保し、その中に自家骨(自分の骨)または骨充填剤を詰めて、骨の再生を促します。埋入した日に骨を足すことが多いのですが、骨の量がかなり不足している場合、あらかじめ骨量の再生医療を行い、後日に埋入手術をすることもあります。骨が再生してインプラントと結合するのを待ってから上部構造物を装着します。

CGF(増骨を補完する再生療法)
血管が傷ついた際に血小板が集まって血管の穴を埋めるために、血液を固める物質(フィブリン)が作られ、傷の治りを促進させます。CGFとは、専用の遠心分離器で患者さまご自身の血液を遠心分離して生成したフィブリンと、傷の治癒や組織の再生に有効な血小板や成長因子を濃縮したゲル状の塊のことです。

自己血液から生成するから、アレルギーや不適合の問題が少ないCGF再生療法
患者さまの血液から生成したCGFを、インプラントの埋入と同時に骨が足りない場所に填入、または膜状にして骨を覆い骨の再生・治癒を促進することで、骨の再生や傷の治りが早くなり、治療期間を短くできる利点があります。
従来の人工材料と異なり添加剤を使用しませんので、感染の危険性が極めて低いことが特徴です。また、ご自身の血液だけで作りますので、移植後に腫れや痛みが出ることが少なく、体に負担が少ない状態で傷の治りや骨の再生の促進を期待できます。これまで骨再生のバリアー膜として使っていたコラーゲン膜の代わりに使うこともできます。

<費用>
GBR(骨誘導再生法):55,000円(税込)
CGF(自家血液):手術代金に含む
※通常手術代金:253,000円(税込)

<再生治療のリスク・副作用>
外科手術を実施するため、施術後に痛みや腫れといった症状が出る場合があります。口腔内の状況により、自家骨または骨充填剤が骨と結合しない場合があります。治療後、骨再生には3~6ヶ月ほどかかります。

インプラント治療のアフターケアをご用意しています

インプラント「インプラントを入れた後が心配」「歯磨きはどうしたらいいの?」
インプラント治療は、歯が入ったら終わりではありません。そこからがスタートです。インプラント治療が終わった後も、インプラントや口腔内の良い状態を長く保つためには、患者さまによるセルフケアや、歯科医師や歯科衛生士による定期検診やメインテナンスが欠かせません。正しいお手入れを怠ると、歯周病の一種であるインプラント周囲炎が発生し、インプラントはもちろん他の歯にも悪い影響を与えます。

インプラントに精通した歯科衛生士が担当します
早くからインプラント治療を手がけてきた当院では、当初からアフターケアを重視し、長く健康にインプラントを使い続けていただけるようにインプラントドックを行ってきました。インプラントドックでは、半年ごとに歯科医師による定期検診と、インプラントを専門とする歯科衛生士によるメインテナンスを行います。
特にインプラント周囲炎の早期発見、早期治療を重視し、必要に応じて歯周病を専門とする歯科医師も加わり、トータルなケアを行っています。トラブルが起きたときも早めに処置ができ、インプラントを長く使用していただけます。

●インプラントドックの内容
・エックス線による口腔内の診査
・歯周病検査
・噛み合わせの診査と調整
・口腔内のクリーニング
・フッ素塗布

インプラント治療には保証制度を設けています
インプラント治療を含む自由診療には、当院独自の保証制度を設けています。保証内容については、治療を行う前に詳しくご説明し、ご理解の上ご署名をいただいています。

保証制度は、定期的な検診・メインテナンスを受けていただいている方が対象です
当院では、安全性に万全を期し責任を持ってインプラント治療を行っていますので、保証制度は万が一の場合に備えてご用意しているものです。
そのため、この保証制度はインプラントドック(定期検診、メインテナンス)を受けたうえで、通常のご利用で「破損」「脱落」「不適合」が生じた場合に対応させていただきます。
次のような場合は対応いたしかねますのでご了承ください。
・患者さまの過失や不慮の事故に見舞われた方
・予期せぬ口腔内の変化が起きた方
・当院の指示に従わない方
・インプラントドッグ(定期検診やメインテナンス)を受けない方

トラブルや不具合が生じた場合は、すぐにご連絡ください
インプラントがグラグラするなど不具合が生じたら、すぐにご相談ください。症例によって保証内容が変わる場合がありますが、どのような場合も責任をもって対応いたします。なお保証に関してご不明な点がありましたら、スタッフに気兼ねなくご質問ください。

歯磨きだけでは不十分。治療後の定期的なメインテナンスが重要です
インプラントで使用する材料はチタンなので、虫歯になりません。しかしインプラント周囲炎と呼ばれる、歯周病と同じような感染症が起きる可能性があります。
歯周病は歯にこびりついた細菌の塊(バイオフィルムや歯垢などと呼ばれています)に影響を及ぼされる感染症です。歯肉に炎症が起きている状態(歯肉炎)から始まり、歯に沿って細菌が歯を支える組織(歯周組織)に侵入することで歯周炎を引き起こし、最悪の場合歯が抜けてしまう状況に陥ります。どこかで進行を防ぐための治療が必須になります。
この細菌の塊はインプラントにも付着します。そのため、放置しておくとインプラントの周囲にも歯周病と同じように影響が及び、炎症が生じてしまうのです。インプラントに沿って感染が進むため、インプラントを支える骨の部分にも影響が及び、最悪の場合骨がなくなってしまいます。インプラント周囲は天然歯と比べて防御機能が劣るため、病気の進行が早くなりがちで、より一層注意する必要があります。インプラント周囲炎と呼ばれるこの状況を防ぐためにも、定期的なメインテナンスが重要になります。
歯周病は痛みなどの初期症状がないため、症状の進行が気付きにくく、気付いた時には重症化していることが多いです。インプラント周囲炎も同様で、症状を悪化させないためにも歯科医院による定期的なメインテナンスが欠かせません。
当院では綺麗に埋め込んだ歯をずっと問題なく使い続けていただけるよう、インプラントのメインテナンス担当を配属し、患者さまのアフターケアや予防に努めています。また、歯科衛生士による歯磨き指導などを実施し、歯周病を防ぐための対策を行っております。
正しい歯磨きの継続と定期的なメインテナンスの実施により、インプラントをずっと使い続けられますので、メインテナンスには必ず通っていただきますようお願いいたします。

治療費用について

インプラント治療は、自由診療となり健康保険対象外です。

<費用>
■1本あたりのインプラント費用(標準的費用): 489,500円~775,500(税込)
※患者さまのお口の中の状態によって、金額が違ってくる場合があります。

◼️インプラント治療費用(1本)775,500円のケース
 ①CT・診断 20,000円(税込22,000円)
 ②滅菌衛生管理 33,000円(税込36,300円)
 ③手術費用(抜歯即時)280,000円(税込308,000円)
 ④仮歯 10,000円(税込11,000円)
 ⑤ソケットリフト 100,000円(税込110,000円)
 ⑥歯肉移植2次OPE 50,000円(税込55,000円)
 ⑦投薬 2,000円(税込2,200円)
 ⑧人工歯(上部構造)160,000円(税込176,000円) 
 ⑨麻酔費 50,000円(税込55,000円)
治療費用合計 705,000円(税込775,500円)

<インプラント治療のリスク・副作用>
・外科手術を実施するため、施術後に痛みや腫れといった症状が出る場合がある
・治療箇所の腫れや炎症の予防のため、施術後1週間は激しい運動やアルコールを控えていただく
・骨量が不足している方は、GBR(骨再生誘導療法)等の処置が必要になる場合がある
・内科的な疾患のある方や、服薬の状況によっては、治療が受けらない場合がある

矯正治療費

※矯正歯科治療は公的医療保険の適応外の自費(自由)診療となります。
初診・相談無料
精密検査・診断¥44,000
表側矯正(白い装置)¥990,000
舌側矯正
(上下顎フルリンガル)
¥1,540,000
舌側矯正
(上顎リンガル、下顎表面)
¥1,320,000
マウスピース型カスタムメイド矯正装置
(インビザライン®薬機法対象外)
¥1,320,000
【小児矯正】混合歯列矯正¥440,000
【再診・調整料】小児¥3,300
【再診・調整料】表側装置¥5,500
【再診・調整料】舌側装置¥8,800
保定装置(リテーナー)¥55,000
標準的な治療期間小児矯正1.5~4年
成人矯正1.5~3年
標準的な通院回数15~40回
副作用やリスク虫歯、歯肉炎、歯肉退縮、歯根吸収、顎関節症のリスクがあります。
※混合歯列治療から永久歯列治療へ移行する患者さんの治療費はその差額分となります。
 例)表側装置の場合、550,000円。
※保定期間中の再診・調整料は無料です。 リテーナーの修理・交換も原則無料です。
 ただし、紛失や故意の破損は再製作の実費を頂くことがございます。
※当院が使用する マウスピース型カスタムメイド矯正装置 (インビザライン®)は、日本国内の医薬品医療機器等法(薬機法)における医療機器および歯科技工士法上の矯正装置に該当しません。薬機法の認証、承認を得ていない装置であるため、担当矯正医の全責任において治療が行われます。また、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
※インビザラインの入手経路
 インビザラインは米国アラインテクノロジー社の製品であり、当院はそのグループ会社のアラインテクノロジージャパン株式会社を介してインビザラインを入手しております。
※インビザラインの諸外国における安全性等に係る情報
 インビザラインは1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けております。

まずは保険治療でしっかり対処、徹底的に「痛み」の原因を取り除きます。

できるだけ患者さまの負担にならない治療、満足していただける治療を目指すため、当院では保険内治療を重視しています。

一般歯科

残念なことですが「歯科治療はすぐにお金のかかる自由治療をすすめられる」「質の良い施術は自由治療でしか受けられない」と思っている方も多くいらっしゃいます。しかし、当院の目標は、あらゆる面でできるだけ患者さまの負担にならない治療を行うこと。そのためにも保険内治療を重視しています。

保険治療と自由治療の違い
保険内でできる治療は、厚生労働省によって細かく定められていて、使える技術や材料にも制限があります。その制限にあてはまらないものは、すべて自由治療となります。

保険内でもしっかり治療
歯のトラブルで一番困るのは痛みではないでしょうか。当院ではまず、歯の痛みを止めることを重視。じっくりと丁寧に痛みの原因を治療していきます。

スムーズな治療には信頼関係が大切

一般歯科患者さまの中には、年令に関わらず、歯科治療が嫌い、怖い、不安という方がいらっしゃいます。そういう方にとっては、歯科医院に足を向けるだけでもストレスに。できるだけ患者さまに負担のない治療を目指す当院にとって、その不安や苦痛を取り除くのも仕事の一つです。

よく話を聞いて信頼関係を作る
治療が怖い、不安と感じている患者さまには、まず時間をかけてじっくりとお話を聞くところから始めます。患者さまがどんな治療を希望しているのか、お互いに理解するところから信頼関係を構築。どなたにも納得して治療を受けていただけるようにしています。

症状や治療方針をビジュアルで説明
自分の口の中で何が起こっているのかわからないと、どうしても不安に思ってしまうものです。そんな不安を少しでも軽くしていただくため、治療に入る前に、わかりやすい映像や絵を使って症状や治療方針を説明。どんな治療を行うのか納得していただいてから、治療を行っています。

自由治療について

保険内治療とは異なり、自由治療で使える材料や薬品などに基本的に制限はありません。
そのため、それぞれの患者さまに合った、より快適な治療が行えます。

自由治療になるまでの流れ
まず診査、診断を行った上で、保険内治療で完治できる症状なのかを診断し、完治が難しい場合には自由治療をおすすめします。自由治療の患者さまには、どんな治療ができるのか、治療にはどれくらいの期間がかかるのかを説明。きちんと納得していただいてから、治療に入ります。

歯科治療に使う機器のご紹介

当院ではさまざまな機器を使って、できるだけ患者さまの体に負担をかけずに治療を行うようにしています。そのうちのごく一部ではありますが、歯科治療に使う機器をご紹介します。

笑気麻酔院長あいさつ
笑気麻酔は、笑気ガスと呼ばれる亜酸化窒素を用いた麻酔法です。リラックス効果が強いので、歯科治療の精神的な負担を少なくすることができます。

ダイアグノデント院長あいさつ
ダイアグノデントは、ドイツのカボ社が開発したむし歯の診断装置です。レーザーを使ってむし歯の進行度合いを調べ、数値にして表示します。

位相差顕微鏡院長あいさつ
位相差顕微鏡は、位相差という特殊な光学システムを用いることで、歯周病菌などの微小で透明な細菌を無染色で生きたまま観察することが可能になります。

マイクロスコープ院長あいさつ
マイクロスコープは、肉眼では確認できない歯の表面の凹凸や、歯の根管まで確認できる顕微鏡。マイクロスコープを使うことで、より精密な診断や治療を行うことができます。また、映像をモニターに写して患者さまに見ていただくことができるのもメリットのひとつです。

カウンセリング重視。お悩みの点をお尋ねします。

安心して治療を受けていただくには、お互いの信頼関係が築けるかどうかにかかっています。そのため当院では、カウンセリングを重視しています。

初診コーディネーター

初めてご来院された方には、初診コーディネーターによる初診カウンセリングを行います。初診コーディネーターとは、歯科医師ではなく、歯科治療に詳しいサービス係のようなもの。お悩みの点や、どんな治療を受けたいかといったみなさまのご希望をお聞きするとともに、医療スタッフとみなさまの間をつなぐ架け橋となります。

なぜ初診コーディネーターがいるの?
歯科治療というだけで緊張してしまうという患者さまも数多くいらっしゃいます。また、何か疑問があっても治療中のドクターには聞きにくいと感じる方もいます。

そんなときに、さまざまなご質問やご要望をお伺いするのが初診コーディネーター。常に患者さまの立場にたってお話を伺い、安心して治療を受けていくことができるようお手伝いします。

患者さまの立場にたってカウンセリング
歯科治療では、麻酔をはじめさまざまな薬を使います。できる限り安全に治療するためには、歯や口内のことだけでなく、患者さまの全身の状態を把握しておかなければなりません。

初めてご来院された方には、まず問診票をご記入いただき、それをもとに初診コーディネーターがカウンセリングを行っています。

滅菌へのこだわり、清潔な環境で、安心・安全な治療を提供します

歯科医院にとって、みなさまが安心して治療を受けられる環境を作るのも大切な仕事。そのために当院では、さまざま感染予防対策を行っています。

感染対策

●第三者機関認定の熱水消毒器
●世界水準の高圧蒸気滅菌器
●大学病院クラスの手術室

歯科医院に限らず、さまざまな医療機関で問題となっている院内感染。どれほど高度な治療を行っている医院でも、感染症対策がおろそかになっていては、安心して治療を受けることはできません。そのため当院では、誰もが安心して治療を受けられるように、滅菌・消毒にこだわっています。

当院では大学病院クラスの高圧蒸気滅菌器を使用しています。また、患者さまのお使いになるコップ、治療時のエプロンなど、使い捨てのものを採用しています。

【熱水消毒器】ミーレジェットウォッシャー

感染対策ミーレのジェットウォッシャーは、治療に使用する器具の熱水消毒器です。洗浄・すすぎ・消毒・乾燥までを自動的に行い、感染リスクを軽減。複雑な機器の外部だけでなく内部もすっきり洗浄し、素手で触っても安全なレベルまで消毒できます。

【ジェットウォッシャーの特徴1】合理的な温度管理での洗浄・消毒
感染の原因となる血液や唾液などのたんぱく質は、55℃以上の高温になると凝固して落ちにくくなってしまいます。ミーレのジェットウォッシャーは、たんぱく質が凝固しないように冷水を使い、高い水圧で確実に汚れを落とします。そして、すすぎでは93℃の熱水を使って消毒。徹底した温度管理による洗浄で、感染リスクを減らします。

【ジェットウォッシャーの特徴2】高性能のフィルターを使用
高水圧での洗浄と、熱水によるすすぎ・消毒のあとは、洗い上がった器具を温風で乾燥。ミーレのジェットウォッシャーには高性能のフィルターが取り付けられているため、清潔な空気で温風乾燥させることができます。

【ジェットウォッシャーの特徴3】第三者研究機関による裏付け
国際規格のISO15883では、「93℃、5分間」という消毒条件が規定されています。ミーレのジェットウォッシャーは、洗浄・消毒・滅菌についてこの規定に合格。第三者研究機関による多数の微生物試験で、高い消毒効果が認められています。

【高圧蒸気滅菌器】LISA(クラスB)

感染対策ヨーロッパで最高ランクといわれるクラスBの滅菌器「LISA」。当院では、一般診療に使う基本セットなどはもちろんのこと、インプラント治療に使われるオペ器具なども、すべてLISAで滅菌処理をしています。

【LISAの特徴1】世界水準をクリア
パルス真空と呼ばれる、バキュームと蒸気の注入を交互に繰り返すシステムで、器具の内部や細かい部分にまで蒸気を行き渡らせて滅菌します。これまでのオートクレーブによる滅菌では行き届かなかったところまで、きちんと滅菌できるようになりました。

【LISAの特徴2】乾燥時にもパルス真空を採用
0.3ミクロンのバクテリアフィルターを通した清潔な空気の流入とバキュームを繰り返し、約80℃の熱で低温乾燥。ドアを開けずに乾燥させるため、外部の雑菌が入り込むことはありません。タービンのカートリッジやOリングなども、傷めることなく乾燥させます。

【高圧蒸気滅菌装置】ウォッシャーディスインフェクター

感染対策ゲティンゲの卓上高圧蒸気滅菌装置HS22は、便利で信頼性の高い高速滅菌装置です。

ゲティンゲのウォッシャーディスインフェクターは様々な再生使用器材を効率良く洗浄・消毒します。温水を接続することにより工程時間を短縮でき、乾燥時に自動的にドアが数センチ開き、器材類の乾燥を促進します。

大学病院クラスの手術室を完備

感染対策インプラント治療を安全に行うには、手術中の滅菌対策が重要です。治療した部分が細菌に感染すると、炎症が起きてインプラントと骨が結合しなくなるなど、最終的にはせっかく埋め込んだインプラントが抜けてしまうことにもなりかねません。

当院では大学病院クラスの手術室を完備しています。また、インプラント手術には、学会から認定されている滅菌・消毒専門の衛生士が立ち会いますので、安心して手術を受けていただけます。

インプラント手術室での徹底した滅菌対策
手術室内の空気は手術用空気清浄ユニットにより、常にクリーンに保たれています。また、器具だけでなく材料まで消毒をし、万全の滅菌対策を行っています。さらに手術を安全かつ確実に行うため、手術用無影灯ライトとスポットライトを設置。ドクターの手元をできる限り明るくすることで、確実な施術を行っています。

また、モニターで血圧や脈拍、体温、心電図など、患者さまの状態を逐一モニタリングし、術中の事故が起こらないように十分注意をしています。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

①最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間〜1、2週間で慣れることが多いです。
②歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
④治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
⑥ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が働かないことがあります。
⑦ごくまれに歯を働かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
⑩様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
⑭装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
⑯あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加術や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
⑱矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

歯科医療は総合力!医院全体で考える、チーム医療を実践します

担当医が各科を専従とする担当医師、歯科衛生士、歯科技工士と一丸となって、患者さまの治療に当たります。

チーム医療の実践

歯科治療を受ける方にとって、何よりも気になるのは担当医の実力。もし担当医の知識や技術では治療が難しい状態だったら、と考えるだけで不安になってしまうものです。当院では、どの症例も医院全体で考えるチーム医療を実践。常にレベルの高い治療を提供していけるよう努めています。

毎月1回、勉強会を開催チーム医療
みなさまの治療に当たる医療スタッフで、月1回の定期的な勉強会を行っています。常にレベルの高い治療を提供していけるよう努力しています。

医療の質は職分を超えた総合力

チーム医療の実践医療スタッフには、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士などさまざまな職分があります。でも、それぞれが自分の仕事しか見ていないのでは、決して質の良い治療はできないと、当院では考えています。

医療スタッフ同士がお互いにコミュニケーションを図ることで、協力してスムーズに治療に当たることができるような体制を整えています。

各科を専従とする担当医師からスタッフへのレクチャーも
医療スタッフ同士が協力して治療に当たるためには、お互いの仕事の内容をよく知ることも必要です。そのため、衛生士が歯周病を専従とする担当医からレクチャーを受ける、といった職分を超えた勉強会も行っています。

義歯の製作に歯科医師が立ち会うことも
当院には院内技工室があります。歯科技工士がオーダーに合わせて義歯を作っていますが、細かいチェックが必要なときなどは歯科医師が製作に立ち会うことも。また、技工士が治療に立ち会い、歯の色や形をチェックすることもあります。

お互いに意見交換をすることで、患者さま一人ひとりの体に合わせた質の良い治療ができるよう努力しています。


2014年1月14日 « トップへ » 2014年1月16日


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