虫歯に効果的な歯磨き粉で最強なのは◯◯!虫歯になりたくない人は必見
こんにちは、浅賀歯科医院・院長の勝です。
今回は虫歯に絶対なりたくない人に向けて、歯科医師が勧める最強の歯磨き粉をご紹介します。
歯磨き粉って種類が多くて悩みますよね。
今回は市販で販売されているほぼ全ての歯磨き粉を使った上で、歯科医師である僕がお勧めする虫歯に最強に効く歯磨き粉を説明していきます。
今回はまず市販の歯磨き粉と歯科医院専売の歯磨き粉の違いについて、そして僕のお勧めする最強の歯磨き粉について、最後に1番大切なその使い方についてお話しします。
では早速行ってみましょう。
【目次】
●市販の歯磨き粉と歯科医院専売の歯磨き粉の違い
●虫歯になりたくない人へおすすめする最強の歯磨き粉
●おすすめ歯磨き粉の特徴
・①高濃度フッ素配合
・②低発泡
・③低香味
・④低研磨
●虫歯予防のために...歯磨き粉の正しい使い方
●まとめ
市販の歯磨き粉と歯科医院専売の歯磨き粉の違い
「市販の歯磨き粉と歯科医院で買う歯磨き粉はどう違うの?」 と疑問を持つ方も多いのではないのでしょうか。 確かに歯科医院で買う歯磨き粉は市販のものに比べると値段が高いため、どこかにメリットがないと皆さんも納得して使うことができないと思います。 歯科医院で売られている歯磨き粉が高い理由はたくさんあります。 まず、お口の病気のタイプには ・虫歯になりやすい人 ・歯周病になりやすい人 この2つがあります。 正確な診断はまず歯科医院へ行って聞いてみることをお勧めします。 今回は虫歯になりやすい人にむけたものを紹介していきます。虫歯になりたくない人におすすめする最強の歯磨き粉
では、虫歯になりたくない人におすすめする最強の歯磨き粉を発表します。 それはライオンさんから出ている【チェックアップスタンダード】です。(写真1)写真1
引用元:ライオン歯科材株式会社
これは歯科医院専売の歯磨き粉です。
この歯磨き粉は虫歯に絶対になりたくない人、なりやすい人、何度も虫歯になってしまっている人には最強です。
おすすめ歯磨き粉の特徴
おすすめ歯磨き粉・チェックアップスタンダードの特徴は4つあります。 ①高濃度フッ素配合 ②低発泡 ③低香味 ④低研磨 ではそれぞれを説明します。①高濃度フッ素配合
チェックアップスタンダードの特徴1つ目は「高濃度フッ素配合」です。チェックアップスタンダードにはフッ素が1450ppm含まれています。
これは歯磨き粉で使用できる最高レベルのものです。
当然フッ素は虫歯予防にとても重要なことを知らない人は少ないと思います。
この濃度が重要です。
WHOによると、1000ppmの歯磨き粉において、500ppm濃度が高くなるごとに6%の虫歯予防効果が高くなると言われています。
しかし、6歳以下のお子さんには絶対に使わないでください。
過剰にフッ素を摂取してしまうことになります。
②低発泡
チェックアップスタンダードの特徴2つ目は「低発泡」です。市販の歯磨き粉は低発泡のものがほとんどありません。
むしろ非常に泡立つので磨いた気持ちになってしまいます。
また、歯ブラシの後のうがいは実は1回だけが推奨されています。
理由は歯磨き粉に含まれているフッ素をできるだけ多く口の中に残すためです。
たくさんうがいをしてしまうと、このフッ素がどんどんなくなってしまいます。
つまり、歯磨き粉の虫歯予防効果が少なくなってしまいます。
しかし、市販の歯磨き粉では高発泡のものが多く、1度うがいをしただけですと口の中に泡が残りすぎて不快なため、何度もうがいをしてしまいます。
チェックアップスタンダードは低発泡のため、1度のうがいでさっぱりし、お口の中にもフッ素が残るので、虫歯予防効果が高くなります。
③低香味
チェックアップスタンダードの特徴3つ目は「低香味」です。 市販の歯磨き粉は磨いた気持ちになるようにするために、味が濃くなっています。 すごくスースーしたりするため、少しの歯ブラシでも磨いた気持ちになってしまいます。 これが良くありません。 多くの患者さんが私に 「1日3回しっかり磨いているよ」 とおっしゃっていますが、磨いている時間を聞くと 「うーん、1分くらいかな?」 など極端に短いことが多いです。 これは市販の歯磨き粉の爽快感が強く、磨いた気になってしまうことが原因です。 チェックアップスタンダードは低香味のため、適切な時間の歯磨きを行うことができます。 青は優しくスッキリしたミント味、緑は爽やかな柑橘系の味がします。(写真2)写真2
最近緑が出ましたが、僕は緑が好きです。
是非両方試してみて、気に入った味を選択してください。
④低研磨
チェックアップスタンダードの特徴4つ目は「低研磨」です。市販の歯磨き粉はつぶつぶが入っていることが多いですよね。
これは研磨剤というものです。
これは歯の表面にぶつかることで歯の着色や汚れを落としてくれるというものですが、極端にいうと歯を傷つけている可能性があり、うがいが不十分だったりすると歯茎周辺に残ってしまい、そこに食べかすがついて、歯周病の原因となってしまうリスクがあります。
その点、チェックアップスタンダードは低研磨であるため、そういった歯を傷つけたり、歯周病のリスクが高くなるようなことはありません。
虫歯予防のために...歯磨き粉の正しい使い方
では最後に歯磨き粉の正しい使い方を確認していきましょう。 まずチェックアップスタンダードは6歳以下のお子さんに使用してはいけません。
使用量は歯ブラシのピセラP-20Mであればブラシいっぱいで大丈夫です。
2cm程度が適量です。
このチェックアップスタンダードは粘度が低いので、口に入れた瞬間に一気に広がっていきます。
そのため、フッ素が唾液で薄まることなく、歯全体に届き渡ります。
歯磨きをした後は1度のうがいににしましょう。
あまりぶくぶくしてしまうと、1度でもフッ素が流れてしまうので、軽く口に含んで吐くくらいにしましょう。
まとめ
今回は虫歯には絶対になりたくない人におすすめする最強の歯磨き粉についてお話ししました。 【チェックアップスタンダード】を使っておけば、間違いはないです。 ①高濃度フッ素配合 ②低発泡 ③低香味 ④低研磨 この4つの特徴を理解し、正しい使い方をすれば虫歯のリスクは激減します。 是非皆さん使ってみてくださいね。浅賀歯科医院は各専門医が在籍する、国内最大規模の歯科医院です。
僕もインプラント専門医、歯周病の認定医の資格を持っています。
何か心配な点などありましたら、Instagramのダイレクトメールでご相談お待ちしております。
ではまた次の記事でお会いしましょう!
さよなら。