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2023年11月21日

こんにちは、浅賀歯科医院院長の勝です。

今回は歯を失った人が「必ず」と言っていいくらい悩む部分についてです。
歯を失った時に直面する究極の選択である、

「インプラントと入れ歯はどっちがいいの?」

という問題にお答えしていこうと思います。
今回はまず、インプラントと入れ歯のそれぞれのメリット・デメリットを比較していきたいと思います。

そしてインプラントと入れ歯、どっちがいいのか、悩んでいる方にメッセージをお伝えしたいと思います。
ぜひ最後までご覧になってください。
では早速いってみましょう。


【目次】
●インプラントと入れ歯の特徴
・インプラント
・入れ歯
●インプラントと入れ歯はどっちがいい?
●インプラントと入れ歯のメリット・デメリットの比較
・①他の歯への影響
・②治療方法
・③費用について
●今日のまとめ






インプラントと入れ歯の特徴


最初にインプラントと入れ歯、それぞれの特徴についてお話します。

インプラント


implant-dentures1.png
図1
出典元:歯科素材.com

第二の永久歯と言われているインプラントは、人工の歯根と呼ばれているものです。
歯の抜けた部分の顎の骨にインプラントを入れ、その上に人工の歯を固定する治療方法です。(図1)

そのため、丈夫で安定した歯を作ることが出ているご自分の歯とほとんど同じような感覚を取り戻すことができます。
現在多くの方がインプラント治療を選択するようになってきました。

入れ歯


implant-dentures2.png
図2
出典元:歯科素材.com

次に、入れ歯についてお話します。

入れ歯とは、失ってしまった歯の隣の歯、もしくは残っている歯に、金属の針金を引っ掛けて失った歯の部分を回復させる治療法です。(図2)
歯の失い方によって様々な形があります。

インプラントと入れ歯はどっちがいい?


インプラントと入れ歯の特徴が分かったところで、悩んでいる方に向けてどっちがいいのか結論をお伝えします。

インプラントと入れ歯でどっちがいいのか・・・
結論、入れ歯よりもインプラントが良いです!

その理由を、以下のメリット・デメリットを踏まえて詳しく解説いたします。

インプラントと入れ歯のメリット・デメリットの比較


インプラント・入れ歯のメリット・デメリットについて、以下の3つの点を比較してみましょう。

・①他の歯への影響
・②治療方法
・③費用について

どちらがいいのか、悩んでいる方に向けて詳しく解説いたします。

①他の歯への影響


インプラントの最大のメリットは、歯を失った際に他の歯を傷つけることなく、失った部分に歯を取り戻すことが可能ということです。

それに対して入れ歯は、金属のバネを他の歯に引っ掛け、失った歯を回復させるため、両隣の歯に負担がかかります
結果として両隣の歯の寿命が短くなり、さらに歯を失うこともあります

歯を失った方は、もう二度と歯を失いたくないと思います。
そんな方は、間違いなくインプラントにした方がいいです。
残りの歯を守るためのインプラント治療という点では、入れ歯よりも圧倒的に勝っているところです。

②治療方法


次は治療方向の比較についてです。
インプラントは骨の中にインプラント体を埋入する手術が必要になります。
それに対して入れ歯は、口の中の型取りをして模型を作成し、手術を行うことなく作成することが可能です。

これがインプラントの最大のデメリットと言われています。

やはり皆さん、手術が嫌だと思います。
ここでの比較は、インプラントよりも入れ歯の方が治療を受けやすいという点で勝ちだと思います。

静脈内鎮静法


しかし当院においては、インプラント手術をできるだけ快適に受けていただけるように、インプラント手術時には、全患者さんに「静脈内鎮静法」という麻酔を併用して受けていただいています。

麻酔専門の先生に、腕から麻酔薬を入れてもらい、全身管理と痛みのコントロールをしてもらいます。
それにより、手術中の痛み・記憶・不快感がほとんどありません

感覚的には、

「じゃあ、麻酔始めます」

から、

「終わりましたよ」

という声掛けで目覚める形です。
この「静脈内鎮静法」のおかげで、当院でインプラント治療を経験された方は、もし再びインプラント治療が必要になったとしてもインプラントを選択することがほとんどです。

「また、あの麻酔を使ってやってね」

と言われることもあります。

またこの麻酔は全身麻酔と違い、日帰り手術が可能です。
次の日から仕事ができるため、日常生活への復帰がすぐにできるところが人気の秘密です。

手術ということでインプラント治療が億劫になっている方は、静脈内鎮静法を併用してインプラント手術を受けていただくことをお勧めします。

③費用について


最後にインプラントと入れ歯の費用の比較です。

インプラントは基本的に自費のみの治療になっています。
金額は1本当たり40万円〜60万円程度です。

それに対して入れ歯は、保険適用のものと自費のものがあります。
当院での一本での入れ歯は、自費治療にしたとしても、8万円程度になります。
インプラントと比較すると、金額に大きな差があるかと思います。

入れ歯の方がインプラントと比較して、費用を抑えて治療を受けることが可能です。
しかしインプラントはとても高額な治療ですが、それだけ価値のある良い治療だと思っています。

まとめ


今回はインプラントと入れ歯はどっちがいいのか、そしてインプラントの特徴について説明しました。

・①他の歯への影響
・②治療方法
・③費用について

これらの点を比較してお話しました。
最後に僕からのメッセージです。
この記事をご覧になった方は、

「なんだよ!
インプラントと入れ歯とか言いながら、結局インプラントの押し売りじゃないか」

と、思った方もいるかもしれません。

僕の祖母が歯を全て失い、父が祖母にインプラント治療を行いました。
入れ歯は固いものが全噛めなくて、つらかったと話していたのを覚えています。
インプラントにしてからは、僕たちと外食をしたり、一緒に美味しい食事をとれることがとても幸せだといつも話しています。

また父にも、僕がインプラントを1本埋入しました。
自分の家族にも治療ができる、とても良い治療がインプラント治療です。

歯を失ってしまった人は、特に最初の1本目をインプラントにすることが今後の歯を失うリスクをグンと下げてくれます。

僕は歯を抜く際は、患者さんに、

・インプランがどれだけ人生を変えてくれるか
・残った歯を救ってくれるか

これらについて、情熱をもって説明しています。
もちろんインプラントにならないように自分の歯を徹底的に残すことも大切です。
歯を抜かなければならないと宣告を受けた方も、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

浅賀歯科医院は各分野の専門医が在籍する国内最大規模の歯科医院です。
僕もインプラント専門医の資格を持っています。
何かお悩みがある方はコメントをいただけると嬉しいです。

またインスタグラムにも力を入れています。
DM等でご相談いただけると必ず僕が返信いたします。
いつでもご連絡ください。

ではまた次の記事でお会いしましょう。


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浅賀歯科医院
理事長 浅賀 寛

www.asakaimplant.or.jp

当院では「よりよい歯科医療を、誰でも、いつでも、平等に」という理念のもと、虫歯の治療や矯正などの歯科一般、歯周病治療、失ってしまった歯を取り戻すインプラント、歯科ドックなどの予防歯科、そしてご自宅への訪問歯科などの治療を行っております。