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2023年11月 1日

こんにちは。
浅賀歯科医院院長の勝です。
今回はインプラントをこれからするか悩んでいる人、また、インプラント治療を既に受けている人にインプラント治療がお口の中で長期間安定するために大切な情報をお話しします。

ズバリ「インプラント治療はやめたほうがいい人4選」です。
今回の4選に当てはまってしまっていて、既にインプラントをやらなきゃよかったと後悔している人もいらっしゃるかもしれません。
大丈夫です、任せてください。

そんな人もこれからどうしていけば良いか、具体的なアクションプランをお話ししていきたいと思います。
ただ、4つ目に当てはまる人は絶対にインプラントはやめたほうがいいと僕は思っています。
是非最後までご覧ください。

では、まだインプラントを検討されている方は、インプラントはやらなきゃよかったと後悔する前に、これから解説する内容をしっかり理解しておきましょう。


【目次】
  • インプラント治療はやめたほうがいい人4選
    ・①タバコを吸っている人
    ・②若者(10代〜20代)
    ・③重度歯周病の人
    ・④歯科医師の指示を守らない人
  • まとめ





インプラント治療はやめたほうがいい人4選


インプラント治療はやめたほうがいい人は以下の4つにあてはまる方です。

タバコを吸っている人
若者(10代〜20代)
重度歯周病の人
歯科医師の指示を守らない人

ではそれぞれ解説していきます。

①タバコを吸っている人


インプラント治療はやめたほうがいい人、1つ目は「タバコを吸っている人」です。
喫煙はインプラントに悪影響を及ぼすという論文は世界中に存在しています。
なぜやめたほうがいいのかいくつか説明していきます。

タバコの煙に含まれる一酸化炭素には酸素の供給を妨げる働きがあります。
また、ニコチンは血管を収縮させる作用があります。
そのため血行が悪くなり、インプラント周囲の歯茎に十分な酸素・栄養が行き届きにくくなります

結果としてインプラント周囲の歯茎の健康を保つことができずにインプラントが長期間安定しにくくなります。
インプラント治療を検討されている方、インプラント治療を行う予定の方は禁煙をお勧めします。

「そんなこと簡単に言うな、タバコは体に悪いなんて知っている、禁煙にチャレンジして、電子タバコに変えたんだぞ!」という声が聞こえてきます。
気持ちは分かりますが、電子タバコに変えても全く意味はありません。
きっぱり禁煙することをお勧めします

インプラント治療は非常に高額な治療です。
あなたの人生をより良くするために、僕たちもインプラント治療を行っています。
これをきっかけに禁煙外来を受診してみてください。

あなたの将来の健康のためです。
是非頑張ってください!

②若者(10代〜20代)


インプラント治療はやめたほうがいい人、2つ目は「若者(10代〜20代)」です。
若い人、特に10代20代の方、インプラントは骨に直接人工物を入れる治療となります。
成長時期である人にインプラントを入れてしまうと、体の骨の成長に合わせてインプラントが動かない可能性が高いです。

結果としてインプラントによる良好な機能や美しさを保てなくなる可能性があります。
時々、若い人が事故などで歯を失ってしまい、インプラント治療を相談されることがありますが、必ずこの話をお伝えします。

また、インプラントは実は一度入れたからといって、一生持つものではありません。
その為ある意味、体の中にある期間が少しでも短い方が良いです。
20代の人であれば、今の時代では約60年以上もインプラントをお口の中で良好に保たなければいけません

もちろん定期的なメンテナンス、口腔ケアからしっかりできていれば大丈夫ですが、そう言ったことも含めて、若い人はインプラント治療の際は歯科医師に相談してから行うようにしてください。

③重度歯周病の人


インプラント治療はやめたほうがいい人、3つ目は「重度歯周病の人」です。
インプラントの最終の歯の部分は、人工物になるためにインプラントは絶対に虫歯にはなりません。
しかし、インプラントは天然歯と同じように骨と歯茎に支えられています。

そのため歯周病と同じようなインプラント周囲炎という病気にかかるリスクがあります。
歯を失う理由は当然歯周病が原因です。
その失った部分にインプラントを入れる為、インプラント周囲炎により今度はインプラントを失う結果になる可能性があります。

重度歯周病の人は徹底的な歯周治療をインプラント前に行うことが重要です。
また、歯周病は完治する病気ではないのでインプラント治療後も、定期的なメンテナンスを受けることが重要です。

それさえ守っていただければ重度歯周病の人もインプラント治療が可能です。

④歯科医師の指示を守らない人


インプラント治療はやめたほうがいい人、4つ目は「歯科医師の指示を守らない人」です。
今の歯科治療は患者さんのご希望を最優先して、治療を提供することが多いです。

僕も患者さんが来院されたら必ずカウンセリングを行い、患者さんの希望をしっかり聞いた後に治療計画をいくつか提案し、患者さんにあった最善の方法を行うようにしています。

つまり、治療を決めるまではある意味患者さんが主導となります。
しかし、いざ治療が始まると僕たち歯科医師側の指示はしっかり守っていただきます。
特にインプラント治療は患者さんと歯科医師双方の協力があって初めて成功、長期安定が見込めます

どんなに素晴らしい技術を持った先生であっても、患者さんが先生の指示を守らないと失敗に終わってしまうこともあります。
結果として患者さんも歯科医師も不幸になってしまいます。

手術前の行動や手術後の「服薬」「歯の磨き方」「禁煙」「メンテナンスにしっかりくる」など、患者さんが頑張らなくてはいけないことが多いのは事実です。
しかし、全ては患者さんのお口の健康を守り抜きたいという思いがあります。

だからこそ僕たち歯科医師の指示は守っていただきたいです。
それができない患者さんは治療を断らせていただく場合もあります。
あなたのインプラントなどを長期間守り抜くためです。

是非一緒に頑張りましょう!

まとめ


今回はインプラント治療はやめたほうがいい人について解説しました。

タバコを吸っている人
若者(10代〜20代)
重度歯周病の人
歯科医師の指示を守らない人

この4点に当てはまる人はインプラント治療を行ってはいけません。

インプラントなんてやらなきゃよかったと後悔する前に、自分がこの4点に当てはまっていなかいか確認しておきましょう!


浅賀歯科医院は各分野の専門医が在籍する国内最大規模の歯科医院です。
僕も歯周病の認定医の資格とインプラント専門医の資格を取得しています。

歯周病、インプラントで悩んでいる方、インスタグラムで連絡をくだされば僕が直接返信いたします。
ご相談お待ちしています。


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浅賀歯科医院
理事長 浅賀 寛

www.asakaimplant.or.jp

当院では「よりよい歯科医療を、誰でも、いつでも、平等に」という理念のもと、虫歯の治療や矯正などの歯科一般、歯周病治療、失ってしまった歯を取り戻すインプラント、歯科ドックなどの予防歯科、そしてご自宅への訪問歯科などの治療を行っております。