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2024年2月 6日


んにちは
浅賀歯科医院・院長の勝です。
今回は歯医者さんに嫌われる患者さん3選をお話しします。 「何言っているの?」 「歯医者さんなんだから、患者の言うことを聞くのは当然でしょう」 と言いたくもなりますよね。 はっきり言いますが、僕たち歯医者も人間です! 嫌なものは嫌な時があります。 僕は患者さんにより良い歯科医療を受けてもらいたいという信念の下、日々診療しています。 これからお話しする3選の患者さんにはより良い医療を提供できないので、僕の信念には合わないので、僕も何のために歯医者をやっているのか分からなくなってしまいます。 逆に言うと僕は患者さんにこうなってほしくないという願いです。
それでは、歯医者さんに嫌われる患者さん3選を解説していきます。

【目次】 ●歯医者に嫌われる患者さん ・①処方された薬をしっかり飲まない人 ・②治療内容を聞かない人 ・③痛いところだけ治療を希望する人 ●まとめ



歯医者に嫌われる患者さん

歯医者に嫌われる患者さんには3パターンあります。 ①処方された薬をしっかり飲まない人治療内容を聞かない人痛いところだけ治療を希望する人 それぞれを解説します。

①処方された薬をしっかり飲まない人

歯医者に嫌われる患者さん1パターン目は「
処方された薬をしっかり飲まない人」です。 意外と結構いるんです。 僕たちが行う歯科医療は術後に痛みや腫れを伴うことがあります。 例えば「歯を抜いた後」、「根管治療の後」、「インプラント治療の後」です。 痛みが出るのは嫌だと思いますし、できるだけ痛み・腫れ・感染を抑えるために、僕達はお薬を出しています。
それを飲んでくれない患者さんは余計痛かったり、腫れたりして、不幸になってしまいます。 たまに歯を抜いた後に痛みの確認をすると 「すごく痛かったし、今も痛い」 という方がいます。 薬を飲んだか確認すると 「なんとかなると思って飲むのをやめました、薬は嫌いだし」 と言われたことがあります。 それは痛みが出るのは当然ですし、腫れやすいです。 お薬は毒薬ではありません。 必要があるから処方しています。 それを自己判断で飲まないというのはやめてください。 結果より辛い思いをするのは患者さん自身です。
歯医者さんで出されたお薬は用法・容量を守って飲むようにしてください

歯医者さんに嫌われてしまうとお互いに良いことはありませんので、処方された薬はしっかり飲みましょう。

歯医者に嫌われる患者さん1パターン目は「
処方された薬をしっかり飲まない人」です。

②治療内容を聞かない人

歯医者に嫌われる患者さん2パターン目は「
治療内容を聞かない人」です。 具体的には自費治療の説明を聞かない人です。 「先生、保険が効くなら保険にしてください」 という患者さんが多いです。 「保険治療は安いし、痛みも最低限取れるから自費で行う必要はない」というのは間違っています。 まず説明を聞いてください。 何かを選択する時・判断する時はそれぞれのメリット・デメリットをよく理解してから判断してください。
例えば銀歯とセラミック、比べると色が白いだけと思う人が多いですが、違います。 虫歯の再発率が違うんです。 お口の中は熱いものが入ってきたり、冷たいものが入ってきたりと温度変化が激しく、非常に過酷な環境です、 その中で金属は温度変化によって膨張と収縮を繰り返していきます。 それによって生まれた隙間からまた虫歯が再発することが非常に多いです。 僕も日々銀歯の下で虫歯になってしまった歯を治療することが多いです。 銀歯の下で虫歯になると ・また歯を削らないといけない ・神経を抜かないといけない ・抜歯しないといけない このようなことになってしまいます。 そうなると1本のインプラントは50万円以上します。 それと比べるとセラミック治療にかける出費というのは非常に少ないです。
もちろんそれでも高額だと思う人もいるでしょう。 ただ、必ず治療内容をよく聞いてその後に自分で判断して行動してください。 僕の家族・友人には必ず自費治療を受けてもらっています。
それはその方の将来のためです。

歯医者に嫌われる患者さん2パターン目は「治療内容を聞かない人」でした。

③痛いところだけ治療を希望する人

歯医者に嫌われる患者さん3パターン目は「
痛いところだけ治療を希望する人」です。 お口の中が痛くなってから歯医者さんに行く人は非常に多いです。 まず、本当はそこが一番問題なのですが、今回は痛みがあって歯医者さんにきた人がいるとします。 「先生、痛いのはここだけなので、ここだけで大丈夫です」 という方がいらっしゃいます。 もちろん痛みがあるところから治療を行っていきますが、「木を見て森を見ず」という言葉があります。 お口の中が一番痛い場所が一箇所だからといって、全体に虫歯・歯周病がないとは限りません
痛みがあるというのはもはや手遅れなことが多いんです。 お口の中ではまだ痛みが出ていないけれど、虫歯や歯周病になっているところは必ずあります。
歯医者さんに行ったら必ずお口の中全体を見てもらってください。


歯医者に嫌われる患者さん3パターン目は「痛いところだけ治療を希望する人」でした。

まとめ

歯医者さんに嫌われる患者さんは
処方された薬をしっかり飲まない人治療内容を聞かない人痛いところだけ治療を希望する人 この3パターンです。 今回はみなさんにより良い治療を受けてほしくてこのようなお話をしました。 僕達は患者さんのことを考えて治療にあたっています。 処方された薬は正しく飲み、治療内容はしっかり聞いて、お口の中全体をみてもらうようにしてくださいね。 今回の記事を今後歯医者さんに行く前に参考にしてください。


浅賀歯科医院は各専門医が在籍する、国内最大規模の歯科医院です。
僕もインプラント専門医、歯周病の認定医の資格を持っています。 何か心配な点などありましたら、Instagramダイレクトメールでご相談お待ちしております。
ではまた次の記事でお会いしましょう! さよなら。


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理事長 浅賀 寛

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当院では「よりよい歯科医療を、誰でも、いつでも、平等に」という理念のもと、虫歯の治療や矯正などの歯科一般、歯周病治療、失ってしまった歯を取り戻すインプラント、歯科ドックなどの予防歯科、そしてご自宅への訪問歯科などの治療を行っております。