ソケットプリザベーションとは?インプラント治療を受ける方必見!
こんにちは。
浅賀歯科医院・院長の勝です。
今回はどうしても抜歯しなくてはいけなくなってしまった人には必見の内容となっています。
まず、抜歯後の治療としてはソケットプリザベーションという治療がありますが、ソケットプリザベーションとはどんな治療なのでしょうか。
抜歯することになってしまった方は知っておきたい内容ですよね。
では、ソケットプリザベーションとは一体どんな治療なのか、インプラント治療との関係も併せて解説します。
【目次】
●抜歯後の選択肢
・①何もしない
・②インプラント
●ソケットプリザベーションとは
●まとめ
抜歯後の選択肢
まず抜歯後にどういった選択肢があると思いますか? 今回は画像1の赤丸部分の抜歯をしたとしましょう。画像1
出典元:歯科素材屋さん
この部位は子供の歯から大人の歯に生え変わるのが最初なため、口の中に存在する時間が他の大人の歯に比べて長いです。
そのため、この歯を失うことが最も多いと言われています。
この歯を失った後の選択肢は4つあります。
①何もしない
②インプラント
③ブリッジ
④入れ歯
①何もしない
抜歯後の選択肢1つ目は「何もしない」です。ですがこれは最悪です。
まず、噛む相手がいなくなる歯があるので、一本失っただけで噛めないもう一本の歯を失ったようなものです。
また他の歯がこの隙間に対して移動してきてしまうので、この先「咬合崩壊」という歯をどんどん失う一歩目となってしまいます。
絶対に放置するのはやめましょう。
②インプラント
抜歯後の選択肢2つ目は「インプラント」です。他に
③ブリッジ
④入れ歯
もありますが、僕のおすすめはインプラントです。
インプラントを勧める理由はまた別の記事でお話ししようと思います。
また、どの治療を行うにしてもお勧めしている治療プランがあり、それはソケットプリザベーションです。
ソケットプリザベーションとは
ソケットプリザベーションとは、抜歯後に生じる穴ぼこを人口の骨によって埋めて、抜いた穴を綺麗に治してくれる治療法です。実は多いのが、最初にブリッジや入れ歯を選択していて、やはり不便だからインプラントにしたいという方がたくさんいらっしゃいます。
そういった方がそのソケットプリザベーションを行っていると、数年後も安全にインプラント治療を行うことができます。
逆にソケットプリザベーションを行っていないと、骨の吸収が大きくインプラント治療をする際に、大掛かりな骨を増やす手術が必要となってしまうことが多いです。
抜歯しなくてはいけなくなってしまった人は是非このソケットプリザベーションを覚えてくださいね。