«  2024年1月 9日  » 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
2024年1月 9日


んにちは
浅賀歯科医院・院長の勝です。

今回はどうしても抜歯しなくてはいけなくなってしまった人には必見の内容となっています。 まず、抜歯後の治療としてはソケットプリザベーションという治療がありますが、ソケットプリザベーションとはどんな治療なのでしょうか。 抜歯することになってしまった方は知っておきたい内容ですよね。 では、ソケットプリザベーションとは一体どんな治療なのか、インプラント治療との関係も併せて解説します。
【目次】 ●抜歯後の選択肢 ・①何もしない ・②インプラント ●ソケットプリザベーションとは ●まとめ




抜歯後の選択肢

まず抜歯後にどういった選択肢があると思いますか? 今回は画像1の赤丸部分の抜歯をしたとしましょう。
socket-preservation1.png
画像1
この部位は子供の歯から大人の歯に生え変わるのが最初なため、口の中に存在する時間が他の大人の歯に比べて長いです。 そのため、この歯を失うことが最も多いと言われています。 この歯を失った後の選択肢は4つあります。 ①何もしないインプラントブリッジ入れ歯

①何もしない

抜歯後の選択肢1つ目は「
何もしない」です。
ですがこれは最悪です。 まず、噛む相手がいなくなる歯があるので、一本失っただけで噛めないもう一本の歯を失ったようなものです。 また他の歯がこの隙間に対して移動してきてしまうので、この先「咬合崩壊」という歯をどんどん失う一歩目となってしまいます。 絶対に放置するのはやめましょう。

②インプラント

抜歯後の選択肢2つ目は「
インプラント」です。
他に ③ブリッジ ④入れ歯 もありますが、僕のおすすめはインプラントです。 インプラントを勧める理由はまた別の記事でお話ししようと思います。 また、どの治療を行うにしてもお勧めしている治療プランがあり、それはソケットプリザベーションです。

ソケットプリザベーションとは

ソケットプリザベーションとは、抜歯後に生じる穴ぼこを人口の骨によって埋めて、抜いた穴を綺麗に治してくれる治療法です。
これを抜歯した際に行うことで抜いた後にできる歯茎の凹みをなくしてくれます。 socket-preservation2.png その結果、インプラント治療をより安全に行うことができます。
実は多いのが、最初にブリッジや入れ歯を選択していて、やはり不便だからインプラントにしたいという方がたくさんいらっしゃいます。 そういった方がそのソケットプリザベーションを行っていると、数年後も安全にインプラント治療を行うことができます。 逆にソケットプリザベーションを行っていないと、骨の吸収が大きくインプラント治療をする際に、大掛かりな骨を増やす手術が必要となってしまうことが多いです。 抜歯しなくてはいけなくなってしまった人は是非このソケットプリザベーションを覚えてくださいね。

まとめ

今回は抜歯後の治療と、ソケットプリザベーションについて解説しました。 ソケットプリザベーションとは、
抜歯後に生じる穴ぼこを人口の骨によって埋めて、抜いた穴を綺麗に治してくれる治療法であり、抜歯後にソケットプリザベーションをすることでインプラント治療を安全に行うことができます。 どうしても抜歯しないといけない人はこのソケットプリザベーションを覚えておいてくださいね。 抜歯後は絶対に放置せずに治療するようにしましょう。


浅賀歯科医院は各専門医が在籍する、国内最大規模の歯科医院です。
僕もインプラント専門医、歯周病の認定医の資格を持っています。 何か心配な点などありましたら、Instagramダイレクトメールでご相談お待ちしております。
ではまた次の記事でお会いしましょう! さよなら。


↓各種SNSはこちら↓



LINE

« 2024年1月 6日 | メイン | 2024年1月12日 »

Archives

Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。
浅賀歯科医院

浅賀歯科医院
理事長 浅賀 寛

www.asakaimplant.or.jp

当院では「よりよい歯科医療を、誰でも、いつでも、平等に」という理念のもと、虫歯の治療や矯正などの歯科一般、歯周病治療、失ってしまった歯を取り戻すインプラント、歯科ドックなどの予防歯科、そしてご自宅への訪問歯科などの治療を行っております。